もう一つ挙げるとすれば『Neon Love Letter』。こちらはアクションよりも人間関係の繊細さに重点を置いているが、ヨコハマの街を舞台にしたチェイスシーンと、二人の過去が交錯するラストは圧巻。作者の「ミカヅキ」さんは感情描写が得意で、翔太の軍人としての葛藤と凛との距離の縮まり方が自然に感じられる。
『流星ヨコハマ』の同人小説を300作品以上読んだ私が断言するなら、『Edge of Dawn』が一番だ。ロマンスあり、銃撃戦あり、しかもオリジナルキャラのまりんが加わることでチームダイナミクスがさらに深まっている。凛の「人を守る」という信念と、翔太の「任務優先」の姿勢が衝突する第7章の描写は、まさにキャラクター成長の核。アクションシーンの臨場感もすごくて、特に中華街での戦いの後に二人が抱き合うシーンは何度読んでも泣ける。