この店の営業パターンを誰かに説明するとき、いつも細かいところまで話してしまう癖がある。
腹ペコ食堂の基本的な営業時間は、平日が午前11時から午後2時半までのランチ帯と、午後5時から午後9時半までの夕食帯に分かれていることが多い。週末や祝日は通し営業で午前11時から午後9時半まで開くことが多く、閉店時間は季節やイベントで前後することがあるので、特別メニューが出る週は延長営業になるケースもある。週に一度定休日を設けている店舗が多いが、曜日は店舗ごとに異なる点に注意している。
混雑しやすい時間帯は特徴がはっきりしている。平日のランチは正午から13時半がピークで、会社員や学生が一斉に押し寄せるため、待ち時間が20〜40分になることも珍しくない。夕方は17時半から19時前後が混み合う傾向で、特に定食やボリュームメニューの人気が高まる時間帯だ。週末はランチと夕方のどちらもピークが長引くので、開店直後か遅めの時間帯を狙うほうが安心できる。
混雑回避の実践的なコツもいくつか持っている。まず、開店直後に入るか、ピークの終わり際に入店するのが最も確実。カウンター席は回転が速いのでひとりならそこを希望すると待ち時間が減る。テイクアウトや待ち行列確認ができるSNSを活用するのも有効で、限定メニューやフェア開催時は特に行列が長くなる。あと、給料日直後や近隣でイベントが
ある日は普段より混むことが多いので、その日は避けるようにしている。
経験上、時間帯と曜日の組み合わせで混雑の度合いがぐっと変わるから、行きたいメニューが決まっているなら事前に曜日ごとの傾向を調べておくと失敗が少ない。個人的には、ちょっと早めに出て開店と同時に入るのが一番幸せだと感じている。