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22.蝶と囁き

last update Dernière mise à jour: 2025-05-22 17:00:00

「少し遊ぼうと思ったんだけど、流石にぶち込んじゃ可哀想だしね。玩具で代用してたんだけど、俺が暇だしさ本末転倒だよね」

    ルキがしょうもなさそうにくすくすと笑いながら、手元の安っぽいプラスチックのスイッチをカチカチと動かす。

「ああっ !! 」

    更に響く振動音と共に美果の身体が蛍に倒れ込む。

「はぁ、はぁっ ! また ! だ、駄目 !! 」

 恐らく始まったばかりの状況じゃない。

 美果の中には既に玩具がひしめき合って仕込まれていた。蛍の寝巻きにまで流れる愛液。

 背後からルキが手を伸ばし美果を強引に起こし、足と足を絡ませ固定する。美果の締め付ける部分を見せびらかすように、そのまま広げて蝶を開く。

 独特なフェロモンの香りが蛍の鼻をつく。

 もう玩具では物足りな気な美果の秘部が誘い込むかのように蜜を垂らしていた。

「……止めろよ、美果は関係無いだろ」

「しょうがないじゃん。美果ちゃんが勝手にこの船に押しかけて来たんだから。

 ……まぁ、なんで場所を知ってたかは敢えて聞かないけどさ。

 ほら、美果ちゃん。俺、疑われちゃうからなんか言ってよ」

 美果は既に堕ちている。

 今にも飛びそうな快楽の中、トロんとした瞳で蛍を見つめる。

「ケイくん、わたしは大丈夫だから……あっ ! んあぁん !! 

 ルキ、もうこんな弱い振動じゃ……早く終わらせてっ ! 」

「ちょっとちょっと。俺に命令しないでくれる ? 」

 一気に中の異物を引き抜くと、今度はルキの長い指が侵入し、限界まで口を拡げる。

「や、あっ……んん ! 」

「ほら、見てよケイ。美果ちゃんの内側、すっごい綺麗な色してるだろ ? 

 中はぁ……ん〜まぁまぁかな」

 蛍の目の前、淫らに動くルキの指。

 美果は耐えることなく快楽に身を任せるだけだった。蛍は尋常では無い美果の肉欲と脱力感に、何らかの薬物投与の疑いをすぐに察した。

「あ〜あ、指だけで腰

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