The King of Caspian

The King of Caspian

last update最終更新日 : 2023-03-07
作家:  Mrs.rie完了
言語: English
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10
13 評価. 13 レビュー
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概要

Mystery

Werewolf

Love-Triangle

Lycan

Hate to Love

Rebel

Fast-Paced Plot

Regret

Rogue

Garren Ryuu, the God of dragons, has waited over five hundred years for his mate. An equal on all fronts. But when he comes face to face with his mate at long last, he is forced to make a decision. Turn his back on his people and their traditions for his heart or break it and accept the life of a mad king. It's a dark and dangerous path that only the strong survive. So will fate be on his side or is she just another cruel obstacle set to take him down?

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第1話

Prologue

再び目を開けた時、ふっと体が軽くなり、全身の痛みが嘘のように消え去っていた。

てっきり手術を乗り越えられたのだと思ったが、耳元で咲希の泣き声が響いた。

「ママ、どうしたの?ねえ、早く起きてよ」

声のする方へ振り向くと、咲希が診療所のベッドの前にひざまずき、張り裂けんばかりの声を上げて泣いていた。彼女の目の前には、ベッドに横たわり、血の気を失って微動だにしない私の姿があった。

私はハッと悟った。

ああ、乗り越えられたわけじゃなかったのか。

私は死んだのだ。

それも無理はない。お金がないせいで、私はこんな小さな診療所で手術を受けたのだから。

術後は抗生物質も痛み止めも使われなかった。だから腎臓の摘出手術の後、麻酔が切れると同時に死ぬほどの痛みに襲われ、その時すでに自分がもう持ちこたえられないことをはっきりと感じていた。

それでも、私はすぐに現実を受け入れた。そこまで悲しくもなかった。

家は借金を抱えており、今はとにかくお金が急を要する。私の死と引き換えに、健斗と咲希がこれからの人生を平穏に暮らせるなら、それだけの価値はある。

そう考えていると、白衣を着た男が入り口から入ってきて、一枚のカードを咲希の前に投げ捨て、苛立たしげに言った。

「泣くのはやめろ、縁起でもない。ほら、これが1400万円だ。おまけで400万円多く入れておいたからな。これを持って、お前の母親の死体と一緒にさっさとここから消え失せな」

そう言うなり、男は振り返って、傍らの薬液に浸かっている摘出したばかりの新鮮な腎臓を取ろうとした。咲希は目を真っ赤にして足早に駆け寄った。「それはママのものよ!持っていかないで!」

咲希はそれを取り返そうとしたが、男は容赦なく咲希の胸元を蹴り飛ばした。咲希はドンッと激しく壁にぶつかり、痛みのあまり顔を真っ青にした。

私は胸が張り裂けそうだった。臆病で泣き虫な咲希のことだから、これできっと諦めるだろうと思っていた。

ところが、咲希は泣きながら、またしても取り乱したように突進していった。男が指を鳴らすと、外から一斉に三人の人間が入ってきて、有無を言わさず咲希を床に押さえつけた。咲希がどれだけ悲鳴を上げても、決して手を離そうとはしない。

男は言った。「何がママのものだ、こっちはもう金を出して買い取ったんだ。ごねるんじゃないぞ。金を持ってさっさと消えな。この腎臓は買主が大金を払って買うんだ。もし万が一のことがあって金が手に入らなくなったら、お前の母親も犬死にになるぞ」

咲希は床に押さえつけられたまま、無力に大泣きした。「お金なんていらない!ママがいい!お金は返すから、ママを返してよ……」

だが、誰も彼女の言葉には耳を貸さない。男は腎臓の入った容器を抱えると、足早に立ち去っていった。

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読者の皆様へ

The King of Caspian is a romantic fantasy novel about following your heart. Garren Ryuu, the king of Dragons, felt cursed as he waited over five hundred years to meet his mate. She happens to be Penelope Hawkins, a werewolf, a race the proud Dragon clan looks down on. As a ruler, Garren needs to value tradition and the opinion of his people. But his heart yearns for Penelope. Claiming Penelope will subject her to prejudice, hate, and ridicule. How can love be equivalent to a cruel fate? Should Garren abandon his feelings to keep Penelope safe? 

レビューもっと

Frances
Frances
Once again a brilliant story from an equally brilliant author I wish I had read the other books first but no matter I’m will do that right now
2024-08-27 17:37:59
1
0
gcas2
gcas2
my favorite of the series!
2023-10-13 07:22:17
9
0
NaeComp93
NaeComp93
Great book
2023-10-06 13:45:46
2
0
Crystal
Crystal
Loved this book great job and not too long, great story line.
2023-05-06 14:57:34
2
0
Wairua Black
Wairua Black
Fantastic book, it captivated me from start to finish. It will stay with me for a long time. Loved the characters and the scenery...so easy to feel as though I was in this magical realm. Wonderful writing. Going to read each one of Mrs Rie's books now.
2023-04-01 01:21:01
2
0
58 チャプター
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