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第8話

Author: キララ
「それに、見つけ出したところで、どうなるっていうの?」

紗奈は突然、意地悪く嘲笑うような声で笑った。

「自分の子宮と腎臓を切り取った男なんて、誰が愛せるっていうの?」

仁はまるで全身の力が抜けてしまったかのように、椅子に崩れ落ちた。

「それなら、茜に腎臓を返せば……」

仁はそう呟くと、突然、紗奈の肩を掴んだ。

「茜の腎臓を返してやれ!俺の命だってくれてやる!」

「頭がおかしいんじゃないの!」

紗奈は仁の手を振りほどき、甲高い悲鳴を上げた。

「自分が何を言ってるのか、分かってるの?

死んだ女のために!?」

仁は、ふと顔を上げた。その瞳には狂気と、揺るぎない決意が宿っていた。

「何度言ったら分かる。茜は死んでない!

俺は必ず、茜を見つけ出す……」

紗奈は心の中で悪態をついた。見つけたところで、どうなるっていうの?

「もし茜が真実を知ったら、自分の手であなたを殺したいくらい憎むはずよ!」

仁は突然、紗奈の首を締め上げた。その目は、獣のように凶暴だった。

「このことを茜に少しでも漏らしてみろ。お前の腎臓を二つともえぐり出してやる」

紗奈は首を締め付けられ、息
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