幼馴染の鋸田遊樹。彼は子どもの頃から一途に私だけを想ってくれていた。……なのに、父さんときたら「うちの娘と結婚したければ」とか前時代的なことを言って、遊樹を叩きのめすこと手加減なしでもう数十っ回。それでも私を想ってくれていた彼が私、神崎美乃梨は大好きです!
view moreKRISTINE’S POV
Okay okay.
Candles? Check.
Locks? Check.
Peaceful atmosphere? Check.
I sat in the middle of the circle-formed candles. Hawak-hawak ko ang vial at ang papel. Tiningnan ko ang nakasulat sa likod na label ng bote.
One Time Use Only.
Ayy taray, so bawal magkamali!
Ito na. Wala na talagang atrasan toh. Huminga ako ng malalim saka pumikit. Inalala ko ang mukha niya, ang bawat galaw niya kanina. Hopefully, after this magiging akin ka na.
Napangiti ako nang maalala ko ang maamo niyang mukha. Ang neatly combed niyang buhok. Ang magaganda niyang mata behind his eyeglasses. Yung boses niyang cute. Yung simpleng ngiti na binigay niya sa akin.
“Please work,” sabi ko nang idilat ko ang mga mata ko at tingnan ang vial. Binuksan ko ito at pinahid sa may pulso ko.
I just have to read this and say his name. And that's it. Muli kong tiningnan ang papel na kanina ko pa inaaral kung paano sabihin at talagang minemorize ko pa para mas sigurado. Pinikit ko ang aking mga mata, itinapat sa ilong ko ang pulso kong may pahid ng mahika, at saka inalala ang mukha ni Chad habang nakangiti.
Three times, then the name.
“Amabo te mihi in sempiternum”
You will love me forever in Latin.
“Amabo te mihi in sempiternum”
Napangiti ako ng maalala ko ang palakad niya kanina.
“Amabo te mihi in sempiternum”
Masyado akong focused sa pag-aalala ng nangyari kanina, nang biglang pumasok sa isip ko ang lalakeng pinaka-ayoko.
“Jairo Guevarra”
Late na nang marealize ko na nasabi ko out loud yung pangalan niya at bago ko pa ‘yun mabawi, nawalan na ako ng malay.
Potek!
「それで、玲さんねぇ―――」「穂乃果……その話はいつまで続くの?胎教にいいのかしら?」「最高の教材に決まっているでしょ?なにしろ超イケメンがエスコートしてくれたデートの話なんだから!」「でも……その話何度も聞いたような気がするの」「そうかな?棚の端から端までプレゼントしてくれたんだけど、うちには入らないから遠慮したのよ♡私も慎ましくない?」穂乃果の頬は紅潮しまくりだ。そして舌好調……「ちょっと胸やけが……」「えーお姉ちゃん大丈夫?父さんが来るよ?」それ、心配してるんだよね?脅し?あーこの感じ。嗚呼、懐かしくもある。穂乃果、誕生の時だ。「穂乃果―、ちょっと生まれそうだから母さんと、佳穂さんに連絡してくれる?父さんは耳に入るでしょ?何か知らないけど。地獄耳なの?あと、遊樹にも連絡しなきゃ」「えー、お姉ちゃん大丈夫?」「いいから、指示通りに動いて!とにかく連絡する事!」「ラジャー!!」ふぅ、予め用意しておいた出産用具もったし、診察券とか保険証とか……。すごいイタインデスケド。仕方ないとして。気絶しそうだなぁ。行きつけの産婦人科は玲さんのグループの傘下のようで、かなり待遇がいい。持つべきものは金持ちの次期家族!玲さんに連絡は行くだろう。穂乃果がするかな?パニック状態だとあの子、玲さん頼るからなぁ。仕事の邪魔してないといいけど。そうして私は男の子を出産した。「この子の名前は力也(りきや)だー!」また始まった……。と、流石にその場にいる全員が閉口した。「えー、父さんって名付けのセンスないんじゃない?」穂乃果、流石です。かつて、自分が『力子(ちからこ)』になりそうだっただけのことはある。説得力が半端じゃない!「遊樹と美乃梨ちゃんで決めるといいわよね~」そう言うのは、佳穂さん。「そうね~」続くのは母さん。父さんも母達には敵わない。「そうしなさい」父さんが白旗を揚げた。「名前なんてすぐに浮かばないよなー」「あら?私は候補をいくつかあげてたもん。男の子の予感してたし。内側からの蹴りが強かった……」「さすが、我が孫だ。ガハハ」笑い事じゃないんだけど……。マジで痛かったし。蹴りで子供を感じるとかそんな生易しいもんじゃなかった(泣)。なんか「蹴ったからここに生きてるって感じる♡」とかよく聞くけど、そんなレベルじゃ
「何だと―――!!パーテーで、運命の人に出会った?」「そんな大声で言わなくても。でも、強くないと思うんだ」「そうだよな。うんうん。パーテーみたいな軟弱な集まりに来るような輩だからな」―――主催者なんだけど、黙ってた方がいいかな?「遊樹さんは、たくさんの男の人からガードしてくれたよ」「当たり前だ!美乃梨と結婚させたんだ。そのくらいさせる!!」「それでね、私が父さんに伝えた人なんだけど……」「何だ?『運命の人』とかいうやつか?けしからん軟弱者が!成敗してくれる!」「遊樹さんがね「後日改めて自宅に伺います」って言ってた。っていうの。いつくるんだろう?」「来んくてもいい!」自宅の前に高級車が止まった。「こちらは神崎穂乃果さんのご自宅でしょうか?」「きゃー!いらしたんだ!!」「ふん、そのバカデカイ車が道の邪魔だ。車をどけろ」「父さん、そんな言い方ないでしょ?」「えーと、私の名前は恩田玲と申します。これでも恩田グループの次期トップと言われています。お見知りおきを」「知らん!恩田グループ?何だそれは?」「イヤだ、父さん知らないの?コンビニから大手商社まで幅広く手掛ける大企業よ」穂乃果ちゃん、お義父さんを馬鹿にするみたいに笑わなくても……。「恐れ入ります」「で、そのお坊ちゃんがうちに何の用だ?」「穂乃果さんと交際させてください」ド直球だなぁ。もうちょっとオブラートに包むとかしないのか?「ほう、この俺を倒す自信があると見える。いいだろう。ただし、娘と交際したくばこの俺を倒してからにしてもらおうか?」「いいえ、まさかぁ。あの『神崎滋朗』さんを倒そうなんて思いませんよ。嫌だなぁ」お義父さんもまんざらでもない。「へらへらとしたやつだな。しかし俺を倒さん限り娘との交際は認めんぞ!」――やっぱりそうなんだ…。年齢=彼氏いない歴がやってくるのやだなぁ……。「私が見たところ……道場に痛んだところが多いですね。困窮しているのでは?」「む……」「私が道場のケアをしましょうか?ついでに私の護衛の指南の方もお願いしたく思います。何しろあの『神崎滋朗』さんに指導していただくのですから、よろこんで指導されるでしょう」「いい話っちゃあ、いい話なんだがなぁ。俺は娘を売るような真似はしたくない」「私はお金で穂乃果さんを手に入れるつもりはありません。道
ある日、遊樹がパーティーに行くことになった。うーん、一応有名人になったからそれもありなのかなぁ?「俺は美乃梨をエスコートしていきたい!もう、血の涙をこらえている!」そこまでなのね…。ちょっと引くわよ、それは……。「代理で穂乃果ちゃんをパートナーとして連れていきたいんだが、いいかな?」「そうね、私は身重でこの状態でパーティーは難しいかな?代理でそこらの馬の骨の女を連れていかれるなら、穂乃果と行ってください」「……馬の骨」「うちの穂乃果ちゃんをパーチ―など軽薄な場所に連れていくなど!」「まぁまぁ、お義父さん。このパーティーは政財界が関わるパーティーですし、身重の美乃梨をパートナーとして連れていくわけにいきませんし……」「一人で行け!」「父さん!遊樹はこれでもモテるんだから。私というものがありながら浮気するかもよ(絶対ないケド)?監視役としても穂乃果はいいでしょ?」「うーむ……。うちの大事な娘にもしものことがあったら許さんぞ!」「承知してます。俺もお義父さんに鍛えられてそれなりに強くなったつもりです」「フンっ。まだまだ青二才の分際で」このようにして俺は穂乃果ちゃんをパートナーとしてパーティーに出席した。「おいおい、お前の嫁さんか?めっちゃ美人だな?君の名前―――「俺の妻の代理で妻の妹だ。まっ俺の妻の方がより神々しく美しい、かつ、清楚で可愛らしく……」「はいはい。遊樹さんはお姉ちゃん一筋LOVEだから」「おい、話の途中で割り込むなよ」「俺は今日は彼女の護衛も兼ねてる。よって、彼女に近寄る男を駆除する使命がある」「はぁ、そうですか」男はこうして去っていった。―――困った。視線を感じるんだが……これは……向こうで女に囲まれてるこのパーティーのホストだな。確かどっかの御曹司(きちんと覚えていない)のはず。邪険にはできないよなぁ。「えーと、鋸田遊樹さん?ですね?」なぜ疑問形なんだろう?「そうだけど?本日はこのような場に招待いただきありがとうございます」俺は一応言っておく。「貴方の麗しのパートナーは噂の奥様ですか?実に麗しい」噂なのか?なんだか微妙だなぁ?ちょっと、いやかなり嫌だけど誇らしいような……。「妻は身重でこのような場では危ないので、妻の妹に代理をお願いしました」「はぁ、妹君ですか。麗しいですね。お名前を聞いても?」
「そうか・・・やっぱり生贄みたいに穂乃果ちゃんがなってるのか……」「生贄って」遊樹も私の体を労わってくれる。やっぱり父さんに労わってもらうよりもコッチのほうが何倍も嬉しい。遊樹にブランケットをかけてもらった。温かホカホカ。「体を冷やすといけないからなっ」「ふふふっ、今日父さんも同じような事を言ってたわ。そこで穂乃果にコンコンと愚痴られたのよ」「うーん、俺も探してみるけど。イケメンで強くて(お義父さんを撃破)、いい人ねぇ。ハードル高いなぁ」「でも穂乃果の希望なのよ。強いのは、道場を継ぐかもってので、条件に入ってもいいよね?」「うーん、ふふふ」「なによ?」「今、美乃梨の腹にいる子が道場を継ぐ子に育つ可能性も考えられるぜ?それに美乃梨は既に師範代だし、俺だってそこそこ強くなった。穂乃果ちゃんも護身術くらいはできるだろ?」「うーん、難しい」「俺らの血筋から道場を継ぐ子が生まれるかもだよ。そうすると、穂乃果ちゃんの結婚相手の‘強い’ってのが消えるんじゃないか?」「甘いなぁ。そうじゃなくて、父さんの「穂乃果と結婚したければ俺を倒してから」ってやつの条件には強くないといけないでしょ?」「ああ、なるほど。難しいなぁ。とりあえず探してみるけど、期待しすぎはやめてくれ。胃薬が必要になる。いや、マジで(笑)」父さんも世間でそこそこ有名なのよね。強いって…。だから穂乃果の結婚相手を探すのは難航しそう。その父さんを倒さなきゃなんないからなぁ。父さんの高齢化で父さんも衰えてるといいケド。それでも、一般の『お父さん』よりも断然元気で強いからなぁ。こないだの人間ドックで体力年齢30代だっけ?遊樹は仕事場で穂乃果の結婚相手について吟味した。―――うーん、あいつは強いけどなぁ。女遊びが激しいっていうし。あいつはイケメン(?)。あっちのあいつは性格に難ありか。かなり難航していますよ、美乃梨さん。「おい、遊樹。ジロジロと俺らの事見て。まさかお前、男が好きとか言わないよな?」「何を言うか!俺には超可愛くて美人、かつ、清楚でこの世の美を集めて凝縮したような妻がいるんだ。しかも妊娠中。そんな彼女の元へ俺は定時に帰宅している」「お、おう。悪かった。そんなに美人なら、写真でも見せてくれよ」「もったいない。妻が減る!」「そこで使う?」「あぁ、そうそう。彼女の妹が絶賛彼氏募
「お姉ちゃんと遊樹さんは私が生まれた時に私の名付けバトルで結婚出来たじゃん!」「はい、穂乃果サマサマです」妹に頭が上がらない姉はどうなんだろう?「ところで、遊樹は穂乃果に『お義兄さん』って呼ばれたいみたいよ。ふふふ」「なんか流れで、「今更恥ずかしいなぁ」って言っておいて」「美乃梨―!!帰っていたのか?体は無事なのか?体を労わってだなぁ・・・」「父さん、大丈夫だよ。それよりも母さんが妊娠した時よりも過保護じゃないの?母さんに睨まれるわよ?」「父さんと母さんの愛は永遠だ!美乃梨の腹の子は初孫だからな!あのガキの血が半分入っているのが癪だが…」誰かの血は必ず混ざるんだから、それは諦めてよ・・・。遊樹の血でよかったじゃない?背も高いし、強いし、勉強もできるし、運動神経もいいし、強いし(2回目)、かっこいいし、キャッ♡ここまで考えると自分の旦那様だけど恥ずかしくなってきた。「お姉ちゃーん、妄想のところ悪いんだけどさぁ。私も父さんが「穂乃果と付き合いたければ俺を倒してから―」って言って私が小さい時から私の周りの男の子をコテンパンにするの。どうしよう?このままじゃ私は一生処女の独身……年齢=彼氏ナシ。になっちゃうよ。お姉ちゃんみたいに将来を誓ったような幼馴染もいないし。……幼馴染自体いない。友達はやっとこさ女友達ができたみたいな?スマホの登録先?家族と数少ない女友達しか載ってないんだよ!遊樹さん目当ての女友達は排除してるからね!」そうなのだ!遊樹は強くてイケメンというキャラクターを活かして数々のメディアに登場するようになった。羨ましくも、何を食べても太らないし、肌のコンディションもバッチリで、モデルみたいなこともしてるので、穂乃果の世代(女子高生)にかなり人気がある。むぅっ、既婚者なのに。もうすぐパパになるのに。それが、我が家の収入源なんだけどさ。やっぱり妬けちゃうなぁ。「ちなみに出会い系サイトとかはヤダよ」「穂乃果は見た目がいいから、そういうのはやめなさい!見た目で人を判断するのはよくないわよ」「お姉ちゃん、説得力ない。遊樹さん見た目いいし」「それはっ……、たまたま幼馴染の彼が成長したらイケメンだっただけよ」「ふーん」穂乃果の結婚相手かぁ、難しいなぁ。父さんを倒さないといけないし、ハードル高いよなぁ。加えて、普段イケメンとか顔面偏差値高
「この子の名前は力子(ちからこ)にする!」父さんが宣言した。「「…」」私も母さんも閉口してしまった。女の子なのに不憫すぎる。あり得ない。センスのかけらも感じられない。いや、プロレスラーとかならイイよ?でも、生まれたばかりで将来が未知数の女の子…。「オジサン…それは彼女がかわいそうです」おーっと、遊樹が父さんに噛みついた!命名バトル?開始となるのか?!遊樹の方が断然センスがありそうだ。佳穂さん譲りで。父さん先制「この子の名前は力子だー!!」遊樹が対する「それは女の子に可哀そうです。そうですね、穂乃果(ほのか)はいかがでしょうか?美乃梨とも名前が似ていますし、姉妹を感じさせるでしょう?」父さん「…うぬぬ」外野(私・母さん・佳穂さん)「「「いいと思う」」」ハイ、その場で遊樹の勝利が決まりました。遊樹、初の勝利です。おめでとう‼ってそもそも父さんが手加減しなさすぎなのよ!いや、手加減されても遊樹は嬉しくもなんともないだろうけど、それにしてもねぇ?ん?ということは、私と遊樹の交際OK?結婚も認めてくれると?妹万歳!!ありがとう、穂乃果!生まれてきてくれて、ありがとう!!こうして私と遊樹は結婚することが出来ました♡
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