ANMELDEN日本舞踊家の家に生まれ、自身も師範を持つ百合乃は日本舞踊家として指導をしたりして充実した毎日を送っていた。ある日、父からお見合い話をされ顔合わせすることになる。顔合わせ当日、やってきたのは亡くなった姉と婚約者だったイケメン華道家・月森流家元の月森郁斗だった。
Mehr anzeigen"Pah, Mama mau arisan, jangan lupa cuci baju yang sudah aku rendam di ember, ya!" perintah Siska kepada suaminya Rudi yang baru saja pulang dari kerja.
"Jangan terlalu lama nguceknya, nanti pakaian itu bisa rusak. Aku nggak mau semua barang kesukaanku jadi lecet," imbuh Siska. Hari Sabtu membuat Rudi untuk pulang lebih awal, ingin menikmati akhir pekan bersama keluarga kecilnya. Namun, saat sampai di rumah malah istrinya hendak pergi bersama teman-teman arisannya. "Arisan kok malam sih, Ma?" tanya Rudi dengan heran. "Sekalian mau jalan-jalan sama teman-teman, Pa, ya, sudahlah aku mau dandan dulu. Lagian ini waktunya juga mepet banget, takut ketinggalan nantinya." Rudi hanya mendengus kesal mendengar perkataan isri tercintanya. Di lepaskan pakaian yang sedari tadi pagi menempel di raga kekarnya itu yang bercampur dengan bau keringat seharian. Berjalan menuju dapur dan membuka tudung saji yang ternyata tidak ada isinya sama sekali di dalam. Di hembuskan nafasnya kasar serta mengacak rambutnya yang sudah terlihat sedikit memutih itu. Meski usia tidak terlalu tua, namun, mahkota Rudi yang tampak sedikit lebat itu memutih di bagian atas telinga. Meskipun seperti itu tidak menghilangkan aura ketampanan lelaki yang selalu menomor satukan istri tercinta tersebut. "Nggak ada makanan, Ma?" teriak Rudi dari ruang makan. "Nggak ada, hari ini Papa makan mie instan saja, ya, Mama capek," balas Siska dari dalam kamar. "Anak-anak apa sudah makan?" "Sudah tadi kita makan bakso di luar," jawab Siska dengan intonasi sedikit tinggi. Tanpa babibu, Rudi menenggak sedikit air dingin yang langsung menjalar di sekujur tubuhnya. Dingin. Nyes. Dengan lincah tangan Rudi memasak makan malam untuk dirinya sendiri, karena rasa lapar yang sedang menghampiri membuat Rudi kalap hingga membuat untuk kedua kalinya. "Habis, Pa?" tanya Siska saat mendapati Rudi yang sedang mencuci mangkuk bekas makan malamnya. "Iya, anak-anak kemana?" "Oh, iya aku lupa. Anak-anak sedang main di rumah Bu Dewi. Nanti Papa tolong jemput, ya. Terima kasih. Aku pergi dulu, da-da, Papa," pamit Siska seraya mencium pipi suaminya. "Jangan malam-malam!" "Oke." Seperti itulah keseharian Rudi, mendapati istrinya yang terkadang malas memasak. Suka pergi bersama teman-temannya, mengadakan pesta di rumah namun, tetap mengutamakan anak-anak. Malam ini sebenarnya Rudi mempunyai kejutan untuk keluarga kecilnya. Ingin menikmati malam akhir pekan bersama, meski sekedar menonton film di bioskop atau duduk santai di taman. Itu sudah membuat hatinya terasa bahagia. Namun, sialnya si istri sudah terlanjur mempunyai janji dengan teman-temannya. Jika diingatkan, maka pertengkaran lah yang akan terjadi. Rudi sangat menghindari akan hal itu, dia menginginkan keluarga yang utuh. Damai serta bahagia selamanya. Dia memang terlalu lemah di hadapan sang istri. Tidak dapat membantah, tidak dapat marah bahkan selalu menurut apapun yang diminta oleh pujaan hatinya itu. "Eh, Pa. Nanti pintunya kunci saja nggak apa, tapi lepas, ya. Soalnya aku bawa kunci cadangan, nggak usah ditungguin," Siska berbalik arah setelah ingat akan apa yang diucapkan pada suaminya. Rudi hanya mengangguk perlahan sambil melihat istrinya pergi dengan dandanan yang tidak terlalu menor namun, masih meninggalkan kesan cantik di wajahnya. Aroma parfum masih tertinggal dan di hirup Rudi sedalam mungkin. Rasa cintanya begitu besar sehingga apapun yang dikatakan oleh Siska, Rudi tak bisa membantah. ❤️❤️❤️あの夜、張るお腹と多量出血した私は救急車で搬送された。なんとかお腹の子は無事で切迫流産の可能性があると言われ、安静にするために五日間の入院となっている。今は二日目だ。 「はぁ」 ベッドに運ばれて入院着に着替えるとすぐに張り止めの点滴を打たれた。説明はあったが、いろいろ動揺してしまい分からなかった。 だけど、何故か常に運動会後の筋肉痛みたいなのがあってすごく硬いものを噛んだ後のアゴの疲れみたいな……そんな感じが続いている。 副作用なんだろうけど辛い。 赤ちゃんのためなら、と思うようにしているが動悸とか発汗やらと症状がある。 それに一番辛いのは、あれから報道されているニュースのことだ。 「熱愛……かぁ」 郁斗さんと京都支部代表の娘さんの熱愛報道。最初は信じていなかったけど、あの日からずっと報道されていて精神がすり減っていくのを感じていて情緒不安定が続いている。 この日、何度目かの溜め息を吐くと病室のドアがノックが聞こえて返事をした。 「こんにちわ〜百合乃さん」 「あ、茉縁ちゃん。来てくれたんだ。ありがとう」 やってきたのは茉縁ちゃんで、食事会ぶりだ。あの時、勝手がわかっているアキさんには家の留守を任せた結果、救急車を呼んでくれて救急車に乗って病院まで付き添ってくれたのは茉縁ちゃんだった。 その時、名前を鳳翠と呼ぶのはややこしいので本名で呼んでもらうことにして私も親しみを込めて“さん”付けから“ちゃん”付けにしている。お友達みたいで少し嬉しい。 「ううん。退屈してるんじゃないかなって思ったので、来ちゃいました。友達で百合乃さんと同じくらいに入院で退屈だって言っていたのを思い出したので……それに今日はお伝えしたいことがあったので」 「伝えたいこと?」 「今日の十三時、ドラマと同じテレビ局でやっている【昼から|1《ワン》!|2《ツー》!|3《スリー》!】という情報番組、知ってます?」 「えっと、新人アナウンサーがMCをしている番組だよね? よく見るよ」 「良かったです。理由は言えないですが、きっと見てくださいと言われましたので……あ、友人の時も持って行ったのですけどキューブパズルを暇つぶしになるといいかなって思って持ってきたのでよかったら遊んでください」 茉縁ちゃんはそう言って私にそれを渡した。昔やってことがあるパズル
「これはどういうことなんだ!」 目の前のスマホには俺と京都支部での案内役だった女性が二人で写っている記事が表示されていた。 「……俺も何が何だか分からない」 「は?」 俺は現在、自宅近くのとある一室で友人で百合の兄の蒼央と向かい合い尋問されている。 こちらに着いたのはつい一時間前のことで新幹線から降りてすぐに蒼央に捕まり連行され、何がなんだかわからないままここに連れられてきた。 その時も何が何だかわからなかったが今も全く、こんな記事が出ているなんて知らなかった。 「理由や事実かはどうであれ、結果記事になった。ちなみに、この記事は百合は知っている。まだ俺も会っていないから状況はわからないが」 「……っ……」 百合ちゃんが……だけど、ネットニュースになっているのだから知っているか。それにお互いそれぞれ有名になっているのだから、そろそろテレビのニュースになっている頃か。 「なんで、会ってないのに蒼央が知っているんだ」 「食事会の最中にネットニュースを見たらしい。その時いたのは郁斗が呼んだ出張シェフの瀬戸さん、月森家の家政婦アキさん、郁斗の弟子のミヤビくん、百合が呼んだ脚本家の本郷くん、俳優の里谷さんと舜也さんだ。もう皆帰るところだった時間だったので全員揃っていた」 「……そうか」 「それと黙っておくのはフェアじゃないから言っておくが、百合が救急車で運ばれた」 え?百合ちゃんが!? 「無事なのか!? 大丈夫なのかっ? もしかして俺のニュースのせいかっ」 「それは違うと先生も言っていた。切迫流産の可能性があるから入院することになった。郁斗のせいではないが、今すぐ百合に会わせるわけにはいけない。郁斗に熱愛報道が出たのは事実だし、一瞬でも辛い思いをしたことも事実。結婚を許した時の条件を忘れているわけじゃないんだよな?」 「忘れていない。忘れることなんてあるわけないだろう」 「当たり前だ。郁斗は、なんとしてでも早急に解決させろ。家はメディアがいるから帰れない。百合は、うちに連れて行く。安静がいいらしいからな」 だが、どうやって解決させればいいんだ……ネットニュースになっているならテレビでも報道されているかもしれない。 「わかった。よろしく頼むよ」 そう俺がいえば部屋のインターフォンが鳴った。部屋に入ってきたのは絢斗だった。絢
ドラマが始まり、早いことで最終回を迎えていた。クランクアップはつい先日に終えたばかりだ。第一話の放送以来、実家には教室への入会希望や入門体験が絶えず来ているらしく兄は事務の人と嬉しい悲鳴をあげているらしい。 私はというと妊娠四ヶ月に入ろうとしていて検診も順調で、二週に一回だったのが次からは四週に一回にと言われたばかり。まだ報告は身近な人にしか報告してない。今後のお仕事については、ドラマが終了したタイミングで安定期に入るまでは日本舞踊の師範としてのお仕事を少しずつセーブし始めようと千曲の当主である父と次期当主の兄に相談して決めたばかりだ。 「やっぱり俺、明日のお仕事はキャンセルしようかな」 郁斗さんは今日から月森流華道会京都支部の展覧会に行くことになっている。これは妊娠する前から決まっていたことだし、彼は家元だし一泊二日だから問題ないと思う。 「何言ってるの? 私は大丈夫、お義母様も来てくださるし、病院の送迎は綾斗さんがしてくれます。郁斗さんは心配しないで郁斗さんのお仕事をしてください」 「そうだけど……心配なのは心配なんだよ」 「それにまだ報告が出来てないんですから、キャンセルしたら色々模索されます」 「そうだな。終わったら早く帰るから、おとなしく待っていて」 そう言って私に頭を撫でてから渋々出かけて行った。郁斗さんを見送ると、お仕事もお休みだしやることがあんまりなくてテレビをつけた。 朝の情報番組を見ながら昨夜にフィルターボトルにて準備していた氷出しの玉露を取り出してグラスに注いだ。それをちびちびと飲んでいると、スマホが鳴った。 スマホの画面には数少ないグループラインで新しいグループの表示が見えた。茉縁さんと本郷くん、舜也さんのグループラインだ。その下に【里谷茉縁】と表示されておりそれをタップする。すると、トーク画面が出てきて、こんばんわというスタンプとメッセージが出ていた。 【こんばんわ、里谷です。お疲れ様です。本日、夜、最終回を迎えます。そこで、打ち上げも兼ねてですが、都合が良ければドラマを一緒に見ながら食事でもどうですか?】 打ち上げに食事会……なんと魅力的なお誘いなの!誰かと食事会だなんてあまり経験がないからとても嬉しくてワクワクしてしまう。 早速、郁斗さんに聞いてみよう……今、妊娠中だし安定期前に外で食事なんて
妊娠が分かった夜、私は家でくつろいでいた。 体調は病院に行ったからかとてもよく、悪阻の症状はいまのところはない。 「あの、郁斗さん……これは?」 「あ、うん。さっき、電子書籍で買った本に妊娠初期にいい食べ物が載っていたからそれ見て作ったんだ」 テーブルの上にはまるで定食ですか?と思える料理が並べられている。定食屋さんかなと思えるくらいにずらっと並んでいて、どれも美味しそうだ。 「ありがとうございます、郁斗さん。美味しそうです」 「でしょう? 悪阻の症状ないみたいだから普通の食事にしてみたんだけど、食べられないなら残していいからね」 主食はたんぽぽチコリ入りのご飯に、副菜にはほうれん草のお浸しとモロヘイヤとお豆腐の味噌汁、主菜は蒸し鮭でデザートにはヨーグルトが並べられている。お茶は朝仕込んでおいた氷出し煎茶だ。普通に淹れると、カフェインが豊富だが氷や水の低温で抽出すればカフェインを抑えられるといわれているため今の私にはぴったりのものだ。 相変わらず郁斗さんのご飯はどれも美味しくて、ご飯屋さんができるのではというくらい盛り付けも綺麗。 「美味しかったです。郁斗さんのご飯ならずっと食べられます」 「それは良かった。顔色もいいし、安心したよ」 「心配かけてしまってごめんなさい。今更ですけど郁斗さん、お仕事は大丈夫だったんですか?」 「大丈夫。ホテルの方は早く終わってね、打ち合わせをしていただけだから。あ、打ち合わせはもう纏まっていたし今日は元々終わっていたから」 それなら良かったけど、私のために中断して帰ってきたなんてことは申し訳なさすぎる。郁斗さんにも、お仕事で関わっている方にも。 「まぁ、打ち合わせ今回は初回だしいつもお仕事させていただいているところだから勝手がいいんだ。だから気にしないで」 「はい」 「仕事も大事だけど、もっと大事なのは百合ちゃんだから。じゃあ、お片付けするから百合ちゃんはお風呂入っておいで」 私もお片付けをすると言ったが、お風呂沸いたからと言われてしまい私はお風呂に直行することになった。 お風呂から上がり、テレビのあるソファに座れたのはドラマが始まる十五分ほど前だった。 「百合ちゃん、飲み物持ってきたよ」 「ありがとう。郁斗さん……これは、カフェラテ?」 「コーヒーじゃなくて、たんぽぽチコ
クランクインからひと月が経った。私は現在、撮影場所で日本舞踊監修としてのお仕事をしているが、今は見学中だ。準備期間は長かったのに撮影はもう半分は終わってる。 「なんとも贅沢だなぁ」 目の前で、俳優さんが演技をしている。普段の指導している時の彼らとは別人のようで、すごい。 本当は、日本舞踊のシーンがない時は来なくていいんだけど見たくて来てしまっている。迷惑にならないように隅っこだけれども。 「お疲れ様です! 鳳翠先生」 「茉縁さんもお疲れ様です。とっても良かったです」 「ありがとうございます。でも撮り直しですね、多分」 茉縁さんはそう言うと、監督がいる方を見た。
ドラマ監修の仕事を受けると決めてから一週間。今日は、テレビ局のドラマ制作部の方々と打ち合わせだ。 「郁斗さん、ごめんね。送ってもらっちゃって」 「俺も仕事が同じ方面だし、ついでだよ。可愛い奥さんを送るためなら車くらい何回でも出すよ……百合ちゃんはいいんだよ。なんで、蒼央はちゃっかり寛いでるかな。もっと乗せてもらうんだからなんかあるでしょ」 「いいじゃん。俺らの仲でしょ、義弟(おとうと)よ」 郁斗さんが近くにある出版社で取材があるらしく、一緒に行こうってなった。本当は私一人でもいいんだけど、兄がテレビ局行きたい〜と言ったためなぜか同行している。 それなのにこんな態度取って……
新居から走ること三十分ほどの所に月森家の本家がある。 月森家のお屋敷は、何回か改築されているが築132年ほどで明治十年ごろに建てられた日本家屋だ。本邸と別邸が存在しており、お稽古したりする和室や初生け式などの行事を行う大広間があるのが本邸で、別邸が家元一族が暮らしている家だ。今から向かうのは、別邸である。 「さぁ、百合ちゃん。行こうか」 郁斗さんにエスコートされながら、私は結婚して初めて月森家の門を潜った。玄関を彼が開けると、見覚えのある家政婦さんが出迎えてくださった。 「おかえりなさいませ。郁斗様、百合乃様」 「ただいま帰りました」 確か、名前はアキさんだ。 「アキ
すやすやと寝息を立てて眠っている彼女はいつもの綺麗で凛々しい表情ではなく、可愛らしい寝顔をしている。思わず髪に触れて撫でてみると、くすぐったかったのか体を歪ませた。その姿が小動物のようで可愛らしい。 ――やっとだ。やっと、彼女が俺の手の中に出来た。 彼女と出会ったのは、俺が高校生で彼女は中学生の頃。 場所は、月森(うち)の家元が使うことが許される稽古室だった。俺は、いつもの日課のように当時の家元である祖母と稽古をしていた。 「郁斗、今日はね千曲家のお嬢様方が来るわよ」 「……千曲家? お祖母様のお友達の?」 「そうよ。妃菜ちゃんと百合ちゃんって言ってね、ずっと頼(らい)
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