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第682話

作者: ラクオン
今度は梨花だけでなく、竜也の顔にもわずかな驚きの色が浮かんだ。

梨花は唇を噛み締め、言葉を継いだ。

「さっき警察署で、桃子も同じようなことを言っていたの」

竜也は彼女が何を言わんとしているのか、すぐに察した。

「偶然にしては出来すぎている。だから、真相を突き止めたいと思った。そうだな?」

「ええ」

梨花は頷いた。

隆一の言葉だけなら、すぐに自分の心を納得させることができたかもしれない。だが、互いに面識のないはずの二人が、同時に同じことを口にした。いくら三浦家を信じていても、やはり恐ろしかった……万が一、事実だったら?

命を救い、育ててくれた養父母への恩は、一生かかっても返しきれない。自分の個人的な感情のせいで、彼らの死の真相を有耶無耶にしてしまうことだけは絶対に避けたかった。

それに、三浦家には真里奈さんたち以外にも、他の人間がいる……

竜也は彼女の手のひらを軽く握りしめ、無言のうちに力を与えるように言った。

「俺が長年見てきた限り、三浦家が麻薬絡みで筋を曲げることはあり得ない。だが、孝宏にはもう調べさせている。すぐに何らかの報告が上がるはずだ」

彼が三浦家を庇
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已鎖定章節
評論 (1)
goodnovel comment avatar
中村 由美
ん? 隆一の事は調べないの? 三浦家はショックだろうなぁ〜。 もし梨花が誘拐され保護されたのが麻薬絡みの場所で梨花の養父母の殺人も麻薬絡み。それに三浦家当主の友人が関わってたとは⋯。三浦家は全然悪くないけど、罪悪感増し増しだよね~。
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