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第37話

Author: 木憐青
芽衣は彼の首に腕を回し、小声で言った。

「私だって、あなたのためよ。もし彼女が小細工をして離婚届を出さなかったら、どうするの?

静雄、私たちやっとここまで来たのよ。もうあなたを困らせたくないの」

芽衣は話しながらまた泣き出した。

「正直、私のやり方は正々堂々じゃないけど、本当にどうしようもなくて。あなたから離れたくないし、手放したくないの」

泣き続けるうちに、芽衣は痙攣し、体が震え出した。

これは鬱病の身体化症状だ。

緊張になった静雄は、足を速めて、最速で病院へ向かった。

すぐにトップクラスの専門医を呼び、芽衣の診察を受けさせた。

「松原社長、浅野さんは最近情緒が非常に不安定です。鬱病が再発するおそれがあります。

今はもう身体化症状も出ています。このままだと、昔の状態に戻ってしまうかもしれません。松原社長、何とか彼女の状態を安定させる方法を考えてください」

医者は心配そうに静雄を見た。

その言葉を聞くと、静雄の表情が変わった。

芽衣の情緒不安定の理由は静雄が一番よく知っている。

彼はすぐに大介に命じて、深雪を呼び出させた。

二人はすでに離婚しているので、深
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翼木村
そんなに状態悪いなら、ずっと精神科にでも入院してろ  詐病だろ
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