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第7話

Author: 金持ちになりたい
あれから、たった三日経っただけで、匠が突然訪ねてきた。

その日、家でテレビを見ていたら、ドアベルが鳴った。出前かと思った。

ドアを開けると、匠が立っていた。顔は真っ青で、手に何かを握りしめ、その目には、俺を焼き尽くすような怒りの炎が燃えていた。

「誠、正直に言え。お前と恵は一体何なんだ?」

彼は中に入らず、いきなり手に持っていたものを投げつけた。それはスマホで、画面が光り、あのコンサート映像が流れていた。

そして映し出されていたのは、まさに、コンサートのスクリーンに映し出された俺と恵のあの場面だった。

頭が「ブーン」と鳴り、血が頭に上った。

手にしたスマホが地面に落ちそうになった。「匠、説明させてくれ、お前が思っているようなことじゃないんだ」

「俺の思う通りじゃないって?」匠が声を震わせて叫んだ。「じゃあどういうことだ?言ってみろ!俺は兄弟同然に思ってたのに、お前は?俺の義理の妹としただぞ!俺に申し訳ないと思わないのか?彩に申し訳ないと思わないのか?」

「俺……」口を開いたが、まともな言葉が出てこない。どんな言い訳も空しく響いた。

「俺が人を見る目がなかったんだな、お前を親友だなんて!」匠が飛びかかってきて、拳が顔面に叩き込まれた。

俺は避けず、地面に叩きつけられた。口元が切れ、血が流れ出した。

彼がさらに殴ろうとした時、俺は彼の手を掴んだ。「匠、落ち着け。これは俺が悪かった。殴っても罵っても構わない。でも彩には言うな。お前の結婚生活に影響したくないんだ」

「影響?」彼は冷笑し、俺の手を振り払った。

「今さらそんなこと言っても意味あると思うか?彩はもう知ったぞ!恵が昨日彩と喧嘩して、全部話したんだ!彩は泣きながら俺に聞いたよ、どうしてお前みたいなやつを知ってしまったのかって!」

俺は全身が震え、匠の真っ赤な目を見て、心がナイフで切り裂かれるようだった。

「匠、ごめん、本当にわざとじゃなかったんだ、俺……」

「匠なんて呼ぶな!」彼は遮り、声には失望と怒りが満ちていた。「相良、今日から俺たちは縁を切る。もう親友じゃないんだ!」

そう言うと、彼は振り返りもせず去っていった。

俺は地面に座り込み、口元の血が涙と混じって流れ落ち、心は虚ろだった。

俺は知っていた。最高の親友を失っただけでなく、彼の結婚も台無しにしたのだと。

ほどなくし
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