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第1254話

Author: 落流蛍
【会ってもいいが、時間と場所は私が決める】

華恋は無言になった。

彼女はすぐに返信しなかった。だいたい時間と場所を彼に決めさせることなど到底できなかった。

午後の仕事を終えた華恋は、約束した時間と場所に、奈々と会うことにした。

奈々は今回は五つ星ホテルを選び、プライバシー意識が高く、写真に撮られる心配はまったくなかった。

華恋が入ると、奈々はすぐに熱烈に迎え入れ、華恋を抱きしめた。「華恋姉さん、久しぶり、会いたかったよ」

華恋の胸は温かくなり、奈々を抱き返した。「あなたがいない間、私も会いたかったよ。撮影現場はどうだった?」

「大丈夫、現場の他の人たちもみんな優しくしてくれた」

皆、彼女が背後に南雲グループがついていることを知っており、賀茂家の人間以外は敬意を払っていた。

なぜなら、前に彼女に逆らった者はどうなったか、みんな覚えているからだ。

その人物は高坂家の将来の後継者、高坂冬樹の恋人だったのに。

こうした強力な後ろ盾がない人間は、当然逆らえなかった。

しかし、奈々は性格が穏やかで、皆に好かれていた。

賀茂家のトップスター数名は軽んじることもあったが、時折
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