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第257話

مؤلف: 魚ちゃん
先ほど明里の肌に触れた時、情けないことに、欲情していたのだ。

潤は理性でそれをねじ伏せ、再び冷水の入った洗面器を持ってくると、黙々と彼女の体を拭き続けた。

大きな掌を明里の額に当ててみる。少し、熱が引いたように感じた。

新しいタオルに取り替え、離れがたくて、ついまた明里の頬に触れた。

手を引こうとした瞬間、手を掴まれた。

明里はまだ意識が混濁しているようだ。彼の大きな手を掴んで自分の頬に押し当て、猫のように擦り寄せる。

潤は凍りついたように動けなかった。いや、動きたくなかった。

明里が自分をまともに見てくれなくなって、どれくらい経つだろう。

触れさせてくれることなど、夢のまた夢だった。

病院で過ごしたあの数日間、彼女は看病こそ受け入れたものの、その言動の端々には常に冷たい壁があった。

拒絶と無関心がどれほど冷たいものか、嫌というほど思い知らされた。

それが今、明里の方から彼の手を握っている。

潤はベッドの傍らに腰を下ろし、彼女の温もりを掌に感じながら、この時間が永遠に続けばいいと願った。

明里が目を覚ました時、深い闇の中にいた。瞬きを繰り返し、ようやく薄暗い常
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