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第507話

Auteur: 魚ちゃん
明里の疑問を察して、優香は補足した。「私が知ってる限り、もう何年も前からだよ。でも叔母さんはこういうこと全然話さないから、富永さんがアプローチしてる期間はもっと長いかもしれない」

「その富永さんって人は」明里が尋ねた。「年齢も若くないんでしょう?奥さんやお子さんは……」

「ああ、奥さんは何年も前に亡くなったわ。息子さんが一人いるけど、多分お姉さんより年上だよ」

明里は頷いた。

「叔母さん、これから家族会議を開くと思うわ」優香は言った。「お姉さんを家に連れて帰る相談をするためにね。その時、私の両親、祖父母にも会えるよ」

明里はなぜか少し緊張を覚えた。

「そうだ、お兄さんがお姉さんに謝罪したいって言ってたよ」

隆は優香に何度も電話をかけてきて、明里の好みを調べて、贈り物を準備しているらしい。

「謝罪?」明里はすぐに察した。「そんなのいらないわよ」

「どうしていらないの。叔母さんにもうこっぴどく絞られたんだから、受け取ってあげてよ」

隆の当時の行動について、明里は実は理解を示していた。

あの時、あの言葉を聞いて深く傷ついたのは事実だが。

でも優香の立場から見れば、家族
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