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第559話

Penulis: 魚ちゃん
胡桃は呆れて口を開いた。「突っ立ってないで、早く追いかけて!」

樹は一言、「すぐ戻る」と言い残して、大急ぎで追いかけていった。

胡桃はこれだけのやり取りで力を使い果たし、疲れ切って目を閉じた。

明里と朱美が病院に到着したのは、十一時近くだった。

あの晩、ほろ酔いだった朱美は裕之に連れて帰られた。

裕之、まだまだ精力的に活動しているようで、彼女を迎えに来た時から下心が透けて見えていたらしい。

裕之としては、出張がない限り、朱美と一緒に暮らしたいようだった。

だが、朱美は絶対に首を縦に振ろうとはしない。

この男、年甲斐もなく、その情熱の勢いが恐ろしいのだ。

あんなに多忙な要職にあるのに、まだ夜の睦み合いにまで余力があるなんて信じられない。

しかも幸か不幸か体格が良く、毎日デスクワークの人なのに、この年齢で見事な腹筋を維持している。

朱美は今、娘と孫との生活を何より大切にしているのだから、同棲なんてありえない話だ。

裕之は彼女をどうすることもできず、一日おきに迎えに来るという妥協案に落ち着いた。

それでも朱美は、頻度が高すぎると文句を言っている。

それに、娘が引っ
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