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14.真っ白

last update publish date: 2026-01-09 14:04:00

「セイさんの赤いシャツがお洒落だなって見惚れてました。流石、ファッションリーダーです!」

「赤ではないバーガンディだ。それに俺はファッションリーダーではなくファッションデザイナーだ」

少しムキになった顔をしていて早口になっている彼が可愛らしかった。

もっと一緒にいて、色々な彼の表情が見たいという欲求が止められなくなりそうだ。

「バーガンディって一時期、流行しましたよね」

バーガンディは単なる赤色ではなく、紫を帯びた深い赤色でシックで上品な印象を与えるとして流行した色だ。

確かブルゴーニュワインの色に似ていることから、フランスのブルゴーニュ地方である英名バーガンディと名付けられた。

当時の私はワイン色の服の何処が良いのか分からなかったが、今、セイさんが着ているのを見ると分かる。

「ボルドーやワインレッドとは違う深みのある紫がかった色をしているだろう。今や秋冬の定番になりつつあると思ったが、来年の秋冬コレクションでまた流行させるらしい」

今年の秋冬コレクションが終わったばかりなの
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  • ミューズは愛され妻になる!   12.誘拐犯

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  • ミューズは愛され妻になる!   11.要求を満たす道具

    「私が冴島寧々子だったら、どうだっていうんですか?」脳が沸騰しておかしくなりそうになりながら、私は桃山優斗を睨みつけた。彼が私を愛する女ではなくマリアンの要求を満たす道具として見ている事など一目瞭然だ。私は怒りと恐怖で頭の中がぐちゃぐちゃになっていた。私が監禁されている間、関わってきた女医までも私を騙していた。有名人の家に出向いて診療までは理解できるが、明らかに地下に閉じ込められている私を見ても彼女は平然としていた。家事代行業者社長の関口翠も、決して名を名乗らなかった産婦人科医の女医も私を人として尊重していな

  • ミューズは愛され妻になる!   10.因縁の男

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