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拾弐話:ハルカ彼方

ผู้เขียน: 黒船雷光
last update วันที่เผยแพร่: 2026-07-19 06:07:38

 羅璃ラリの「会いに行こ! その女の子に!」という言葉に、俺は動揺した。

 あの時の彼女に? 怖い。

 でも、羅璃ラリの瞳は真っ直ぐで、俺の迷いを許さない光を宿していた。

 智絵も、羅璃ラリの言葉にハッとした後、俺を見上げて、真剣な顔で頷いている。

 二人の視線に押され、俺は、重い口を開いた。

「…どうやって…」

 彼女の名前すら、すぐに思い出せなかった。

 卒業して以来、一度も連絡を取っていない。連絡先も知らない。

「名前わかんないの? じゃあ、卒業アルバム見ようぜ!」

 羅璃ラリは即断即決だ。

 すぐに俺の部屋の本棚を探し、埃を被った高校の卒業アルバムを見つけ出した。

 ページをめくりながら、羅璃ラリと智絵は興味津々で当時のクラス写真を見ている。

「うっわ、しょーへー超若い!」

「制服ダサっ!」

「この子可愛いね!」

 などと騒いでいる
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