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第427話

Author: 北野 艾
『江ノ本商工連合会』の年次総会を三日後に控えたある日、海雲の秘書が華栄キャピタルの詩織のもとを訪れ、招待客リストを提示した。

リストの中にあの見慣れた名前を見つけても、詩織の視線が留まることはない。彼女は表情一つ変えず、そのまま淡々とリストの最後まで目を通した。

「こちらは本会員様の招待リストになります。同伴者様のリストにつきましては、後ほど改めてお届けにあがります」

時を同じくして――柊也もまた、志帆に総会へ出席する旨を伝えていた。

志帆の目が輝く。

見せられた招待客リストに名を連ねているのは、財界の大物ばかりだ。

それはつまり、そこには無限の人脈とビジネスチャンスが転がっていることを意味していた。

どうやって同行をねだろうか――そう志帆が言葉を選んでいた矢先、柊也の方から声をかけた。

「午後にでも『Belle Fleur』のアトリエに行っておいで。自分用に、とびきり綺麗なドレスを選ぶといい」

その言葉に胸を打たれ、志帆は甘く潤んだ瞳で柊也を見つめた。

外野が何と言おうと、どんな事態になろうと、世間がどう噂しようとも関係ない。

この人だけは、いつだって毅然として
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まるまるまる
数々の失敗で破産させてしまっている提携先とか友人とかへの配慮は一切なしなの?怖いわ〜
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