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第71話

Penulis: 北野 艾
エイジアをまだ辞められていないと知ると、沙羅は眉をひそめた。「賀来さんは一体何を考えてるの?しかるべき待遇も役職も与えないくせに、辞めさせもしないなんて……あまりに卑劣じゃない?」

詩織はそんな気の滅入る話を続けたくなった。代わりにAIプロジェクトの話題を切り出す。

沙羅はすぐに興味を示し、二人はしばらくその話に没頭した。

このプロジェクトは以前から詩織が担当しており、久坂智也の次に詳しい人物だった。

彼女の語る多角的な分析と評価は、非常に専門的だ。

沙羅は感心して、思わず尋ねた。「あなた、もしかして大学でコンピューターサイエンスを専攻してた?」

詩織は静かに首を横に振る。

「だって、あまりにも専門的なお話だったから、てっきりその道のプロなのかと思ったわ」

「プロジェクトを手掛ける前には、まずその案件をあらゆる角度から調査・分析するようにしています。投資すべきか、様子を見るべきか、あるいは見送るべきかを見極めるためです。ですから、他の人よりは少し詳しくなりますが……しょせんは聞きかじった知識。専門家だなんて、とんでもないです」

元々詩織の人柄に惹かれていた沙羅は、その
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