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第128話

Author: みそ煮
last update publish date: 2026-04-23 10:49:41

それから数日後の夜。

「神宮司社長、初めまして。私はモデルをやっているまりんです。二十一歳です」

「……」

湊斗は一人、神宮司邸の部屋の中で固まっていた。目の前には若い女がセクシーなドレスを着て彼のベッドに座っている。彼は当然、女のことなど知らない。つまり、不法侵入者ということだ。

湊斗は平静を保ったまま尋ねた。

「お前は一体何だ?」

「私……社長の妻候補の一人としてここへ来たんです」

「妻候補……?」

この女は一体何を言っているんだ。状況が全く理解できないが、相手は女だ。強引に引きずり出すようなことはしない。

「俺の部屋に勝手に入るとは。一体誰が入れた?」

湊斗の問いに、彼女はうっとりとした笑みを浮かべながら彼の下半身に手を触れた。優しくなぞるようなその手つきは、男を誘惑することにずいぶん慣れているように見えた。

「今はそのようなことどうだっていいではありませんか。社長、私を抱いてください。そして一人でいいので子を……」

その瞬間、湊斗から放たれる猛烈な殺気に女はビクッと肩を震わせた。

「あ……しゃ、社長……」

彼はそのまま冷たい目で女を見下ろした。

「俺の質問に答えろ」

「す、す
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