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第6話

ผู้เขียน: リョウでいいや
納戸の中は、がらんとしていた。

琴音の服や本を入れていた古い段ボール箱もなくなっている。

そこにはもう、琴音が暮らしていた気配さえほとんど残っていなかった。

そこでようやく、父と母は気づいた。

琴音はあの日、食事会から帰ってきていなかった。

ここ数日、ずっと家にいなかったのだ。

不安がこみ上げ、母は震える手でスマホを取り出した。

『琴音、いったいどこにいるの!?』

『あんなことで家まで出ていくなんて、何考えてるの!』

父も顔を険しくしたまま、何も言わずタバコを吸い続けていた。

いくら待っても、返事は来なかった。

母はとうとう慌て、父の服の袖をつかむ。

「どうしよう……何とかしてよ。

琴音って、今までこんなことする子じゃなかったでしょう?家を出るなんて初めてよ。

近くに頼れる親戚もいないし、泊めてもらえるような友達だって聞いたことないのに……どこへ行ったの?」

父は不満そうに言った。

「どこへ行こうが知るか。

勝手に家を出て親に心配かけるような娘なんか、こっちから捜してやる必要ない。育てた甲斐もないだろ」

そう言いながらも、父はスマホで連絡先を探し始め
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