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第373話

Author: 大落
信二は慌てすぎて、自分の女神の態度がおかしいことに全く気づかず、緊張して言った。

「雪乃ちゃん、この前、君が修正させた検査報告の日付は、白鳥未央のものだよね?」

「何言ってるの?そんなことあったかしら?」

雪乃は突然言い方を変え、数日前の彼への指示を認めなかった。

信二は一瞬呆然としたが、深くは考えず、また言った。「それなら誰にも気づかれないうちに、直そうか」

「よくそんなこと言えるわね?」

雪乃の口調はすぐに焦りに変わり、無意識に声を張り上げた。

「もしあなたがそれを直したら、あなたのことなんかもう知らないからね」

彼女は言い終えると、自分の口調が強引すぎたことに気づき、続けて嗚咽をもらした。

「信二君、ごめんね。わざと怒鳴ったんじゃないの。ただ私、本当にもう待てないの」

自分の女神のか弱い泣き声を聞くと、すぐに彼の保護欲が刺激された。

信二も一時的に恐怖を忘れ、慰めるように言った。「な、泣かないでよ!」

その言葉に、雪乃はさらに大声で泣き出した。

「私は今病院にいるの。お医者さんにもう時間があまり残っていないって言われたの。博人と結婚するのが私の願いなのよ
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