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第468話

Penulis: 星柚子
奈穂は冷笑した。「加減なんて、別にしなくていいわ」

加減?昌治のような人間に、そんなものは必要ない。

「かしこまりました」

ボディガード二人はすぐに昌治を引きずっていく。

「奈穂!俺はお前の伯父だぞ!何するんだ、やめろ――」

昌治はまだ喚こうとしたが、片方のボディガードが容赦なく口を塞ぎ、もう一言も発せられなくなった。

奈穂はそのまま屋敷へ入り、自室へ戻る。

先ほどの写真を取り出し、母が写っている側だけを丁寧に切り取る。

昌治の写った半分は、迷いなくゴミ箱へ放り込んだ。

――そんな男が、母と同じ一枚の写真に収まる資格はない。

彼女は残した写真を見つめ、しばらくぼんやりしていた。

幼い頃、母がダンスを教えてくれたこと。二人で笑い合った日々。

時には厳しく叱られて、悔しくて泣いたこともあった。

それでも、すぐに仲直りできた。

だって――二人は本当に、心から愛し合っていたのだから。

我に返ると、目元がわずかに赤くなっているのを感じた。小さく息をつく。

写真を丁寧にしまいながら、ふと昌治のことを思い出す。

――何か、おかしい。

二十年以上、水戸家に近づこうと
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