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第922話

Author: 小粒キャンディ
別の席に座っていた徹は、ステージ上で抱きしめ合いキスを交わす二人を見て、感動と同時に、言いようのない寂しさも感じていた。

彼は携帯を開き、無意識のうちに亜由とのチャット画面を開いていた。

会話は、彼が南関へ出発する前に、彼女が送ってくれた「気を付けてください」という挨拶で止まっていた。

キスが終わっても、柊馬はすぐには離れず、一花の額に自分の唇を当て、いつまでも名残惜しそうにしていた。

そして挙式が終わった。

司会者が再び祝福の言葉を述べ、これから披露宴が始まる。

そして、この美しいシーンは、一時間後、全世界に広がり、その爆発的な人気でサーバーが一時的に重くなるほどのものとなった。

映像の中では、無数の花びらと金色のラメが空中からひらひらと舞い落ち、手を携えて歩いている新婦新郎に降り注いでいた。

柊馬は一花の手を引き、皆の方を向き、全世界から贈られるこの盛大な祝福を受け止めていた。

ライブ配信のコメント欄は瞬く間に埋め尽くされ、いろいろな祝福の言葉に加えて、感動する声も出てきた。

【なんてこと!泣きそう!】

【この世にこんなにお似合いのカップルがいるなんて!】

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あんこ
このまま柊馬の療養が上手くいって 可愛い子供を産んでめでたしめでたしでいいのにと思ってしまう。 また新たな敵か?
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