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第0670話

Autor: 十一
浩史は飛び上がらんばかりに、殴りつけたい衝動を覚えた。「バカかよ?この時間じゃスタッフはもう帰ってるに決まってるだろ、連絡取れるわけない!」

耕介は頭をかきながら迷ったが、結局こう言った。「見つかるかどうかは別として、やってみなきゃな。何もしないわけにはいかないだろ!」

そう言うと、浩史の反応など気にも留めず、耕介は踵を返して駆け出していった。

浩史からは何も得られないと悟り、学而と早苗は先へ進むしかなかった。

ところが不思議なことに、A区を横切るまで歩いても、人の姿を一人も見かけなかった。

早苗は今にも泣き出しそうに声を上げた。「どうしよう……凛さんがいなくなってからもう二時間近く経つのに、私たちまだ手がかりもなく彷徨ってる。これじゃ何の解決にもならないよ!」

学而は彼女の涙が次々とこぼれ落ちるのを見て、これまで冷静を保っていた心が一気に揺さぶられた。

「そ、そんなに泣かないで。僕たち今だって必死に考えてるんだから……」

「でも何か思いついた?!ないでしょ!うぅ……凛さんが心配で仕方ない。こんな真っ暗で雨まで降ってるのに、彼女、本当に無事なの?!

学而、あなたってす
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ワタナベ イネコ
先行きが気になる話が沢山有るのに また一難 お忙しいとは思いますが サクサク話が続きますように!お願いいたします...️
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