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第368話

Author: おミカン
絵里は自分が人を殺してしまったんじゃないかと怯え、無意識に彼の手を掴んだ。

「……彼女、死ぬの?」

この光景、どこかで見たことがある。

けれど前回も、彼は今と同じようにそばにいて、宥めて、落ち着くまでずっと寄り添ってくれた。

「死なない。大丈夫だ」

裕也は絵里の頭を何度か撫で、額にそっと口づける。繰り返し、優しく言い聞かせた。

「心配するな。何があっても、俺が全部引き受ける」

絵里はぼうっと彼を見上げ、胸の奥がつんと痛んだ。

こんなにも大事にしてくれるのに、彼を疑いかけたことが、何度もある。

彼女は堪えきれずに抱きつく。ひとりで帰りたくなかった。

「あなたも病院に行くんでしょ?私も一緒に行く」絵里は離れようとしない。

郁江は嫌いだ。けれど本当に何かあったら、自分が殺人犯になってしまう。

裕也は痛ましげに彼女の頭を愛おしげに撫で、低く宥めた。

「気になるのはわかってる……こうしよう。俺が送って帰る。病院には行かなくていい」

「でも、彼女は……」

「大丈夫。健がもう向かってる。何かあれば電話が来る」裕也は背中をぽんぽんと叩いた。

事故が起きてから今まで、裕也
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Comments (3)
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Kunie Ito
早くー先が知りたい... 次をお願いします...
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Tom
なぜ電話先が健なのか…。正当防衛って分かってるなら警察に電話しろよ。てか、スタッフ呼ばないの?超高級ブライド店なのに、なんで郁江が試着室とか入れるの?絵里も「明日言う」とかいって、言えないのでしょうね。裕也が郁江に脅されて離婚迫られたりしそう。だから警察に行けばよかったのにってなりそう。杞憂だといいけど…
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ウサコッツ
絵里はクビ絞められてる 郁江の殺人未遂だし 絵里は正当防衛じゃん なんで警察に被害届出さない 病院にいても逮捕状出るし 拘束されるよ これをきっかけに 接近禁止命令を郁江と和也2人に出して 排除して欲しい 裕也甘過ぎる この怪我を条件に郁江がやらかすかも 早く告訴したほうがいい
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