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第143話

Author: キラキラ猫
「今朝、社長見た?すっごくかっこよかった!」

もう一人の女性社員は冷ややかに首を振った。

「どこがかっこいいのよ、私には鬼上司にしか見えなかったけど」

笑っちゃうわ。

社員から見れば、どれほどのイケメンだろうと、社長である以上ただの鬼上司だ。

「そんなこと言わないでよ。

私聞いたんだけど、社長って今フリーらしいよ。

先週末にお見合いしてたって噂もあるし。

他部署の子が、社長が女の人と一緒に服を買ってるところを見たって。

しかも、子供も一緒だったみたい。

ねえ、なんで社長が子持ちの女の人とお見合いなんてするの?」

冷ややかな女性社員が、淡々と持論を展開する。

「第一に、どうしてその子供が女の人の子だと決めつけるの?

もしかしたら、子持ちの社長と女の人がお見合いしてたのかもしれないじゃない。

社長の子供じゃないって言い切れる?

第二に、それは社長のプライベートなことよ。

第三に、今日は会議があって、あのもう一人の鬼上司がいるわ。

あと数分でも遅れたら、イケメンに会えるかどうかなんて関係なく、本物の地獄を見ることになるわよ」

その言葉に女性社員は悲鳴を上げ
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