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第190話

作者: かけるに
初香は雄飛を思いきりにらんでから、部屋へ入った。

梨沙は出かける準備をしていた。

著作権の登録申請は、それほど難しくない。その後に必要となる侵害への対応文書も、林弁護士に残業して作成を手伝ってもらうことになっている。

いちばん厄介なのは、管轄の行政窓口への相談だった。

もう年末も押し迫っている。

担当窓口はすでに休みに入っていた。

梨沙が建物へ入ろうとすると、警備員に止められた。

急いで用件を説明したが、警備員はこう答えるだけだった。

「もう休みに入っています。本当に急ぎなら、年明けに来てください」

梨沙は切実な様子で頼んだ。

「急いでいるんです。担当部署の方に連絡していただけませんか?」

警備員は梨沙を上から下まで眺め、口をへの字に曲げた。

「公務員だからって、いつでも働かせていいわけじゃないでしょう。あの人たちにも休みは必要ですよ」

梨沙は慌てて説明した。

「そんなつもりではないんです。ただ、本当に困ったことが起きていて......」

しかし警備員は聞き入れず、二人を外へ追い出した。

初香は唇を結び、どうすればいいか分からずにいた。

梨沙は深く息を
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SNOOPY SNOOPY
先に裏切ったのは、海渡の方なのに今さら何。
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