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第409話

Author: 木真知子
桜子は初露の問題を解決し、翔太とともに別荘に戻った。

車内では、どうしても隼人が彼女の髪を拭いていた場面が頭から離れない。胸がぎゅっと締め付けられるような感覚を覚え、唇が乾いてくるのを感じた。

――「悪かったな。こういうこと、初めてだから加減が分からない」

嘘つけ。

あんたは柔と長い間付き合ってたんだから、たとえ最終段階まで行かなかったとしても、ほとんどのことは経験済みだろうに。

純情ぶるなんて、よくもまあそんな芝居を。

優希と隼人、この親友も同じだ。どちらが白でどちらが黒かも分からないくらい、どっちも同じ穴のムジナだわ。

家に着くと、桜子はヒールを脱ぎ捨てた。

すぐに寝室に行くと思いきや、険しい顔でリビングのソファに腰を下ろす。

翔太が温めた牛乳をトレーに乗せて持ってきた。

「桜子様、夜も更けています。牛乳を飲まれて、少しお休みになってください」

そう言いながら、彼はそっとカップを差し出した。

桜子は受け取るそぶりも見せず、冷たい声で言った。

「どうして初露が優希と遭遇したの?普段、家から出ることすらできな
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jun
御曹司が初露、障害者と認識してるのに、口づけするのは、普通じゃない、桜子と比べないでほしかったです。
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