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第 40 話

Penulis: 柏璇
ここからが勝負だ。

彩乃が耳打ちで和真に二言三言伝えると、和真はゆっくりとうなずき、彼女に歩調を合わせるような表情を見せた。

左後方に座る蒼司の目には、それがひどく癇に障った。

入札の場で即日結果が出ることはない。この会合は形式にすぎず、肝心なのは各社の実力だ。それを後日、総合的に量られる。

一時間余りを堪えて座り通し、散会の合図に合わせて入札書を提出すると、蒼司は外へと歩を向けた。

だが、その視線は終始、彩乃の姿を探していた。

人混みの中、プロジェクト側の責任者・福山社長が彩乃となにやら言葉を交わし、双方の笑みは実に友好的に見えた。

蒼司の胸に、強い危機感が走る。

しかも、和真もその場にいる
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