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第 455 話

Auteur: 柏璇
「佳奈にも、ちゃんといい人を紹介してあげないとね。これから朝霧市に落ち着くなら、彩乃とも助け合えるでしょ?そう思わない?」

――佳奈?

富子は孫や孫娘が多すぎて、年のせいもあり、その孫娘が誰だったか思い出すまでしばらく時間がかかった。

朝霧市に住むようになって、彩乃と助け合う?

富子は二番目の娘を横目でにらんだ。

あの子は足を引っ張らなければいい方で、助けになるなんてとても……

「佳奈!早くおいで!」

佐伯佳奈(さえき かな)はさっきまで外をひと回りし、この豪華な屋敷と、そこに集まる爽やかで品のいい若い男性たちを見て、すっかり浮かれきっていた。

母に呼ばれて、小走りで戻ってくる。

「おばあちゃ
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