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第 509 話

Penulis: 柏璇
直哉はこの秘書を見たことがあった。肩書きこそ秘書だが、和也の頭の回転の速さと賢さなら、副社長だって十分務まるだろう。

こういう人材は、直哉としても欲しいところだ。

いつか亮介が手放す日が来たら、高待遇で引き抜きたいくらいだった。

「和也、座って」

大企業のトップである直哉が自ら立ち上がって握手を交わすほど、彼に対して高く評価している証だった。

和也はとても腰が低い。「お気遣いいただき恐縮です。どうぞお座りください。私はただ、亮介社長の用事で参っただけです」

「来てくれたならもう仲間だよ。一緒に食べよう」直哉は自分の助手に、もう一人分の食器を頼んだ。

席に着くと、直哉は笑いながら言った。「もし亮
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