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第 510 話

مؤلف: 柏璇
エレベーターで下へ降りようとしたとき、真理がズイッと前に出て、明菜をぐいっと後ろへ押しやり、「高瀬部長、亮介社長、どうぞゆっくり」と媚びた声を出した。

そのあからさまなへつらい方に、明菜は思わず吐き気がした。

彩乃は真理をちらりと見ただけで、何も言わない。

亮介は彩乃の手をしっかり握ったまま、直哉と和也と一緒に先にエレベーターへ乗り込んだ。

それを見て、明菜も続いて入ろうとする。

俊明とは少なからず関係があるのだ。どうして他の一般社員と同じように扱われなくちゃいけないのか。

普段口にこそ出さないが、それは彼女の品格だ。しかし、周りの人間も少しはその「差」を理解しているべきだ。

ところが、明菜が
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