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第 60 話

Penulis: 柏璇
「ママ、私達に妹か弟ができるの?」若葉は目を輝かせた。

蒼司はそばを置き、「このあと、検査に行ってみるか?」と言う。

彩乃の胸がかすかにざわめいた。

生理がたしかに数日遅れている気がした。

結婚して六年、自分の子どもを持つ心の余裕はずっとなかった。

何しろ二人の子がようやく手が離れ、少しは落ち着けるようになったばかりなのだ。

彩乃はそっと下腹部に手を当てた。

本当に、あり得るのだろうか。

真理がはっと我に返り、探るように言う。

「彩乃……妊娠してるの?」

彩乃は真理の意図を読み、しばし黙ってから曖昧に答えた。

「まだ分からないわ」

「もし本当に妊娠してるなら、気をつけてね。妊娠はすごく大変だか
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