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第 61 話

مؤلف: 柏璇
けれど今日は、自分の誕生日だ。

彼女ははっきり覚えている。あの年、病院で蒼司が二人の子を連れているのに出くわした。

あの日も、ちょうど自分の誕生日だった。

それからちょうど六年。

あの日に始まったことを、この日に終わらせたい。

「行ってらっしゃい。気をつけて」彩乃は本来今日は休み。朝霧市から戻ったばかりで、和真が気を利かせて一日休暇をくれていた。

出がけに真理が言う。

「千尋、用事が片づいたら病院に顔を出すね」

「うん、真理姉」千尋はその呼び方にすっかり慣れていた。

大地があわてて制した。

「何を勝手に呼んでるんだ」

真理は軽く笑った。

「いいのよ。彼女がそう呼びたいなら」

ところが蒼司が口を
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