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第五章:静寂

Author: RoguePumpkin
last update publish date: 2026-08-20 16:42:35

アズラエル

呪いがまた戻ってきた。

いつもより大きかった。

四年間、それと戦ってきた。四年間、自分の狼と、自分の理性と戦い続けた。一秒たりとも休まず。

私は黒い種馬に跨がり、砂漠の太陽が白いリネンの衣――何層にも重なり、流れるように落ち、打ち出した銀の帯で結ばれた――を焼いていた。グートラは伝統的に巻かれ、白い布を黒いアガールが留め、容赦ない真昼の熱から顔を守っていた。衣の下では呪いの印が胸に焼印のように燃え、こぼれたインクのように心臓へ向かって滴っていた。

それが心臓に届いたら、私は死ぬか、獣になるかだ。

どちらの選択肢も、この頭の中で終わることのない叫びよりはましだった。

市場は混沌としていた――商人たちが叫び、動物が立ち上がり、壊れやすい皮膚の下であまりにも多くの心臓が血を送り出している。どの喉も無防備だ。脆い。簡単だ。

手綱を強く握りしめた。革が掌に食い込む。痛みが助けになった。ほとんど。

「旦那様」カエルが隣を騎行し、声は慎重に中立だった。「北の巡回が――」

「後だ」

彼は反論せずに下がった。賢い男だ。

私たちは中央の広場に曲がり、リバーベンドから来た商人が運ぶ海岸の絹や、仕事を探すアシュランズの傭兵たちを通り過ぎ――

呪いが沈黙した。

体全体が固まった。種馬がそれを感じ取り、頭を振り、私の衝撃を察した。

四年ぶりに、声が止まった。

血への渇きもない。怒りもない。頭蓋骨を破裂させそうな圧迫もない。

ただ……何もない。

あり得ない。

目が捕食者の焦点で広場を走査し、源を探した。奴隷の馬車が井戸の近くに止まっていた――仲買人の商売だ。捕虜たちが鎖につながれ、汚れて並んでいる。

声は戻ってこなかった。

馬を前に進めた。群衆が鷹の前の鳥のように散った。人々が私の道から飛びのき、壁や屋台に身を押しつけた。いい。誰がここを支配しているか、思い出させてやろう。

捕虜たちの真正面で止めた。種馬が地面を掻く。高い位置からすべてが見えた――どの顔も、震える体も、売られるのを待つ価値のない魂も。

仲買人が慌てて駆け寄り、自分の衣にほとんどつまずいた。「アルファ・デヴィルムーア! なんと予期せぬ――」

「誰だ」質問ではない。無視できない命令だ。

彼は説明をどもった――泥棒、反逆者、ソーンウィックへの襲撃からの逃亡者。ほとんど聞いていない。私の注意は列を辿り、静寂が破れるのを待っていた。

破れなかった。

それから彼女を見た。

あまりにも痩せすぎていた。本当に――すべてが鋭い角度と、肉があるべきところの空洞だ。髪は絡まり、泥と何かわからないもので汚れている。服は布というより穴で、死装束のように体から垂れ下がっている。

彼女は立ち、肩を前に引き、頭を下げ、消えようとしていた。

でも静寂――祝福された、あり得ない静寂――が磁石のように私の注意を彼女に引き寄せた。

「あれだ」馬上から指さし、降りなかった。アルファは奴隷のために降りない。「言え」

仲買人の目が輝いた。「ああ! 物語があります、旦那様。彼女は殺人で指名手配されています――ソーンウィックのアルファ・ソーンを新婚の夜に殺したのです。アルファを殺すオメガ! スキャンダルだけでも――」

もう聞いていなかった。

オメガ。殺人者。有罪判決を受けた。

すべてどうでもよかった。

静寂だけが重要だった。

高い位置から彼女を観察した。暗い目を細めて。彼女の立ち方――打ちひしがれ、壊れ、完全に疲れ果てている。泥を通しても見える傷跡。隠そうとしている震え。

それでも……

「俺を見ろ」命じ、声は広場を越えて届いた。

彼女は動かなかった。

市場が静まり返った。人々が注視し、緊張を感じ取っていた。

「二度は言わない、オメガ。俺を。見ろ」

ゆっくりと――とてもゆっくりと――彼女は頭を上げた。

ヘーゼル色の目が私の目と出会った。

そしてそれは空虚ではなかった。

怒っていた。

ほんの一瞬、私はそれを見た――彼女自身が存在を忘れてしまうほど深く埋めていた怒り。彼女を買い、売り、壊したすべての者への憎しみ。十七年の地獄を生き延び、意地だけでまだ息をしている少女の反抗。

それから彼女は瞬きをし、その炎は消え、あの空洞の諦めに置き換わった。

でも私は見た。

そして呪いは、ようやく餌を与えられた満足した獣のように溜息をついた。

「いくらだ」声は粗く、意図した以上に硬かった。

仲買人が貪欲に震えた。「彼女の悪名高い過去を考えますと、三百ゴールドマルク――」

「五百」

衝撃の沈黙が群衆を走った。後ろのカエルさえ驚きの音を立てた。

五百ゴールドマルクなら、一流の奴隷を十人買える。軍事作戦を賄える。あるいは――

「旦那様、それはあまりにも気前がよすぎます――」

「五百」私は繰り返し、アルファの存在感を言葉に流し込み、空気そのものを重くした。「受け取れ。今すぐ。さもなくば俺はそれでも彼女を連れていく。お前はこの広場を折れた骨だけで去ることになる。決めろ」

彼は震える手で金を受け取った。

私は見ずに指示した。「カエル。彼女を宮殿へ連れて行け。サラが洗う。東翼、二階。衛兵を置け――彼女はその区域を出るな。俺の許可なく誰も入るな」

「旦那様」カエルの声には、彼が口にしない千の疑問が乗っていた。「この特別な奴隷への……ご興味をお尋ねしても?」

私はようやく彼を見た。そして私の視線の何かが、彼を鞍の中で背筋を伸ばさせた。

「彼女が呪いを鎮める」胸の、白いリネンと紫の刺繍の裾の下で印が燃えている場所に触れた。「彼女を見た瞬間に感じた。四年ぶりに静かだ」

理解がカエルの目に差した。それから心配が。「もし一時的だったら?」

「それなら、続く限りその静寂を楽しんだということだ」

そして彼女は無駄に死ぬことになる。私が触れるすべてのもののように。

衛兵が少女――まだ知らなかったが、ルシエンヌ――のところへ近づき、連れていくために腕を掴んだ。

彼女はよろめいた。檻の中で過ごした日々で弱く、ほとんど倒れそうになった。

衛兵が腕を乱暴に掴んだ。

「丁寧に」私はすぐに言った。声は砂漠の空気を凍らせるほど冷たかった。「彼女を傷つけてはならない。今は俺のものだ」

衛兵は青ざめ、今度は優しく握り直した。

彼女はまだ顔を上げなかった。反応もしなかった。糸を切られた人形のように足で揺れているだけだった。

抑えきれずに、私は尋ねた。「名は何だ?」

彼女は驚いて私を見上げた。誰かが尋ねること自体に驚いたように。声はかすれ、ほとんど聞こえなかった。「ルシエンヌ。ルシエンヌ・フィッシャー」

フィッシャー。無価値の名。群れを失い、捨てられ、忘れられた者に与えられる奴隷の名。

でも彼女がそれを言う様子――この価値のない名さえ、自分が受けるに値するもの以上であるかのように――が、胸の奇妙な締めつけをさらに悪化させた。

私は彼女を見下ろした。太陽が紫の刺繍の衣の銀糸にきらめき、グートラの下の顔に影を落としていた。

「ルシエンヌ・フィッシャー」私は名を試しに言った。「デヴィルムーアへようこそ。俺がお前の役に立つところを見つける前に、死のうとするな」

優しい言葉ではない。優しくもない。

でも正直だ。

衛兵が彼女を連れて行き、私は彼女の小さな姿が群衆の中に消えていくのを見た――この壊れ、怒り、空虚な少女が、説明のつかない方法で四年間続いた呪いを沈黙させた。

「宮殿に戻りましょうか、旦那様?」カエルが尋ねた。

「ああ。すぐにディミトリを呼べ。答えが欲しい」

市場を騎行するあいだ、静寂は続いた。呪いの印はまだ燃え、広がり、最終的な破滅を約束し続けていた。

でももう叫んではいなかった。

何年ぶりかで、頭の中が静かになり、ようやく餌を与えられた。

危険だ。

感情は油断を生む。そして弱さは、人の命を奪う種類の過ちにつながる。

でも宮殿の門を通り抜けるとき――砂石の壁が雲のない空にそびえ、デヴィルムーアの紋章を描いた紫の旗が熱い風にはためく中――私は忍び込んできた思考を抑えきれなかった。

この少女は一体何者なのだ?

そしてもっと重要なのは――もしかしたら彼女は、私の最後のチャンスかもしれない。

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