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第 1013 話

Author: 一笠
凛の返事を待たずに、誠は部屋を出て行った。

凛は眉間をつまんで、胸の奥でうごめく焦りを必死に押さえ込む。

自分があとどれだけ持ちこたえられるのか、もうわからない。一刻も早くすべてを片付けなければ。そう思ううちに、朔が早く動いてくれないかとすら願い始めていた。この息の詰まるような日々から、少しでも早く解放されたい。ただ、それだけだった。

今はただ聖天に会いたかった。生きてるか死んでるかなんて関係ない、とにかく一刻も早く会いたい。

お茶菓子が運ばれてくると同時に、修平も凛の方へとやってきた。

修平が少し複雑な表情で誠をちらりと見たのを察し、凛は誠に出ていくように言った。

「俺は......」

誠は
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