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第 1015 話

Author: 一笠
「ああ、ここ数日、睡眠薬がないと眠れないらしくて。今晩はまだ、薬を飲んでないから、それで......」

そのまま修平は凛を連れ、病室のベッド脇まで来ると、慶吾の背に向かって声をかけた。「お父さん」

慶吾は何も言わず、じっと窓の外の夜空を見つめていた。

修平はため息をついた。「お父さん、凛が会いに来たんだ」

そういうや否や、慶吾は勢いよく振り返り、怒りに満ちた目で凛を睨みつける。「お前......よくも俺の前に顔を出せたな!

修平!こいつを追い出せ!顔も見たくない!出て行け!」

興奮した慶吾は、激しく咳き込む。「ゴホッ、ゴホッ......」

修平は慌てて背中をさすろうとしたが、慶吾はそれを強く振
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