LOGINその言葉は、疑問形ではなく決定事項として私に突きつけられた。
断るという選択肢が最初から存在しないかのように、大成さんは満足げに微笑んだまま私の肩を抱いた腕を緩めない。 テーブルの向こうで、山川がゆっくりとコップを置いた。その微かな音が不気味に響く。 「花川様! ディナー・セレモニー、ですか」 山川は驚いたようにそう言った。 「花川様、申し訳ございません。今夜は別件の案件が入っておりますので、今夜は難しいかと」 大成さんの急な予定について、真紀子も黙ってはいられなかったようだ。 「そうですね。私もこの後、午後のプロジェクトの打ち合わせがありますし、ディナー・セレモニーまでに間に合うかどうか……」 私も思わず、口を挟んだ。いいえ、挟まないでいるわけにはいきません。 「レナ。スケジュールなんて、どうとでも調整できるだろう」 大成さんはそう言って、テーブルの向こうに座る山川へ視線を向けて言った。 「いえいえ、大成さん。私のスケジュール管理は黒川さんにお願いしています。次の案件をお断りするとなると、会社の存続にも影響が……」 私は一度、言葉を区切った。冷静にと心の中で思いながら、コップのお水を口に含み飲み込む。 「それに、いくら大成さんでも、これは社交的ではないかと存じます」 私が言い終えると、大成さんは抱いたままの肩を強く握った。 「レナの会社の未来を左右する大切な夜だ。僕のパートナーとして、当然隣にいてもらう。……ねぇ、レナ?」 (私の意思は? 私の会社は……! 大成さんは何を考えているの?) 胸の奥で反発心が激しく渦巻いた。けれど、横にいる大成さんの言葉は、絶対的な支配のようだった。 「代表のため、ですか? 具体的に……」 真紀子がそう言った直後、私は言葉を遮るようにこう言う。 「黒川さん、もういいわ」 私がそう言うと、真紀子は『でも……』と口を開きかけた。それでも、私はその言葉すらも遮る。 「大成さん、わかりました。参加します」 私がそう答えると、大成さんは私のこめかみに親指を軽く這わせた。 真紀子がわずかに顔を伏せ、土門純が無表情のまま私の様子を観察している。そして、山川は、燃え盛るような真っ赤な顔で怒りを表現しているようだった。 「大成さん。申し訳ございませんが、これで私たちは次のプロジェクトの打ち合わせへ向かいます」 私はテーブルに置いたバッグを手に取り、一瞬で営業用の笑顔を貼り付けた。そして、席を立った。 「ああ、後で迎えに行く」 大成さんはそう言って、優雅に手を振った。 その視線から逃げるように、私はカフェの出口へと急いだ。 「代表!」 外に出るやいなや、真紀子が背後から声を張り上げた。 「急ぎましょう。車を回してちょうだい」 私がそう指示すると、それまで無言で押し黙っていた山川がすっと私の前を横切り、大股で路上に停めていた車へと小走りしていった。 *** レナのやつ、いったいどこに行くつもりだ。 俺たちが駐車場の影に車を滑り込ませ、カフェに向かうのとほぼ同じタイミングで、カフェの自動ドアが開き、三人の人影が飛び出すように現れた。先頭を歩くレナの顔は、遠目からでもはっきりとわかるほど険しく、怒りと屈辱に満ちた表情をしていた。 あんな顔、俺の前で見せたことはない。いや、いつもは気丈に振る舞うレナが、ここまで露骨に感情を波立たせているのは、間違いなくあの男のせいだ。 「――花川大成。レナに何をした」 独り言を漏らしながら、隠れるように後部座席へ座り直した。俺の五本指に、自然と力がこもる。ボキボキと骨の音が車内に響いた。 車窓から漏れる微風が表参道の並木を揺らす中、俺の胸のうちはドロドロとした黒い感情で満たされていく。 レナがあのクソ野郎と一緒に過ごした時間、あの男の匂いをまとわされ、肩を抱き寄せられていたという事実。 「桜生様、あの方々はすぐに車で移動されるようです。どうなさいますか?」 運転席に座る鏡見はどこか楽しげに問いかけてきた。 焦燥に駆られる俺を観察しているようだ。まさか、この修羅場を楽しんでいるのか。 鏡見の余裕綽々な態度すら、今の俺には苛立ちの種でしかなかった。 「どうするも何も、決まっているだろう」 俺はシートベルトを乱暴に引き剥がし、ドアノブに手をかけた。 「レナが、あんな奴の隣で笑う必要はない……ましてや、屈辱に唇を噛みしめる理由もない。俺が、連れてくる」 「おや、ここで表立って接触なさるおつもりですか? レナ様が築いてきたダミー会社の情報や、裏での立ち回りに支障が出るかもしれませんよ」 「知ったことか!」 「ですが、レナ様たちは自分たちの車に乗っていますよ。今、そばに向かったところで何もできないと思いますが」 鏡見は冷静にそう言った。 「レナたちはどこかに向かうってことか?」 「そうだと思いますよ。花川様とはランチを楽しんだだけかと」 「尾行するぞ」 もう俺の気持ちは止まらない。「桜生、ごめん。少し疲れたかも。目の前がくらくらする」 私はそう言って、リビングルームを後にしようとした。 桜生の大きな手が私の手を掴む。 振り返り、桜生の目を見ると、 「レナ? 本当に、俺に隠し事はないか?」 悲しそうに見つめてくる桜生の目を見て、心がギュッと苦しくなった。 「信用してくれないのか? これまでの俺の行動や言動のせいか?」 「そんなことない。私は少し人間恐怖症なの」 「そう……か」 「だから、安全だと思っていた桜生の庭で追いかけられたことも、正直、不安で仕方ない」 私はそっと桜生の手を離す。 「今日は、もう寝たい」 そう言って、リビングルームを後にした。 自分の部屋に戻り、明かりも付けずにベッドへ横になる。 山川と直接顔を合わせて聞きたいのだけど、心が落ち着かない。 スマートフォンを取りだし、メッセージ欄を見る。 こんな気持ちもまま朝まで眠れる気がしない。 『山川さん。巡回してくれて、ありがとう。だけど、不法侵入した人がいたの』 文字を打ち込み送信をする。 スマートフォンの画面を一度閉じる。 右腕を自分の目の上に乗せた。 桜生のことを信じようとしているところに、山川が何かを企んでいるとしたら。 私は、桜生と結婚してはいけないと思う気持ちがさらに増した。一人の男性を選んだことによって、せっかくこれまでずっと私を支えてくれた山川と真紀子を失いたくない。 手放したくない。 誰を選んだらいいというわけでもないけれど、桜生との結婚を反対する人が大成さんに山川だとしたら……。 ずっと気になっていた二人の共通点。それは、私のことを大切に思ってくれていること。それが、私が鈍感なのか、大切に思うことの意味をはき違えていた。 恋、愛だったとしたら……。 ずっと、仕事のことしか考えてこなかった私にとってはいい迷惑でもある。だけど、逆の立場だったら、辛いと思う。 『侵入者ですか? レナ代表、お怪我はありませんか? 海皇星様はご一緒ですか?』 山川から返信が届いたけれど、違和感はない。 続けてメッセージが送られた。 『私の巡回が行き届いておりませんでした。もう少し人数を増やす必要がありそうですね! 明日、海皇星様とご一緒に提案いたしましょう』 山川が仕組んだわけではなさそう。 『そうね。明日の朝一番に、桜生と
二人同時に、玄関の中へ飛び込んだ。 やっとの思いで背中をドアにもたれさせる。呼吸は激しく乱れ、まともに会話すらできないと思った。それなのに、なぜかお腹を抱えて笑いたい。こんなにも必死に走ったのはいつぶりだろうか。それも、桜生と私の組合せなんてこれまでに一度もなかった。気分が高まり、楽しかったと思う気持ちが増す。これが青春といえるべき出来事ではないのかと思うほどだった。 笑いたいけれど、息が苦しく笑えない。 余計に苦しさが増す。 数分、二人の荒い息遣いは続いた。 「桜生、さっきの人たち誰だったと思う?」 やっとのことで絞り出した私の問いに、桜生は乱れた前髪を乱暴に手で拭いながら、険しい顔で首を横に振った。 「あんな訓練された動き、ただのチンピラや野次馬じゃない……間違いなく、俺たちを狙った組織的な連中だろうな。レナに送ってきたメッセージの件も含めて、偶然なんてあり得ないだろう」 桜生の分析に、私は本当のことを言えず俯いた。さっきまでの楽しさが一気に、奈落の底に落ちたようだ。 まさかだけど、山川が私をおびき寄せるために仕掛けた? それは違う。 大成さんに連絡できる人は、いないはず。 山川は大成さんのことをかなり警戒している。 それか、真紀子と土門さんなら連絡先を交換しているはずだからあり得る。 けど、真紀子は絶対にそんなことはしない。 じゃ誰なの? 玄関のチャイムが鳴った。 私と桜生は玄関のドア前で、互いの顔を向き合わせた。 「レナはリビングルームで待っていろ。俺が出る」 「うん」 「あ、俺が五分以上リビングルームへ向かわなかったら、俺の部屋の窓から本邸へ走れ」 「分かった」 私はリビングルームへ向かう。 玄関の様子が見えない、聞こえない。 余計に不安になる。 スマートフォンの時計をジッと見つめた。 五分以上って、こんなにも長かったかな。手が震える、足に力が入らない。 ソファに腰をかける。それでも、不安と恐怖は拭えない。 メッセージをタップする。 『黒川さん、今どこに居ますか?』 真紀子へメッセージを送信した。 二分、三分……既読にならない。 山川の情報だと本邸へ向かっているはず。だけど、既に本邸へ着いていてもおかしくない時間。 既読が着いた。文字を打ち込んでいるマークが表示されている。 『本邸の客室
桜生が私の部屋を去ってから、どのくらいの時間が経っただろう。 離れは本邸よりも静かで、ゆったりした時間が流れている。これまでに、これほど時計を確認しない時間はあっただろうか。私と桜生の歩み道は本当にこれでよかったのか。そんなことを繰り返し考えていた。 すると、私のスマートフォンのメッセージの通知音が鳴った。 スマートフォンを手に取ると、山川からだ。 『レナ代表。深夜に申し訳ございません。ただいま離れ周辺を黒川さんと巡回しておりますが、何やら本邸の敷地門辺りで騒ぎが起きたようです。今、黒川さんが本邸へ駆けつけています。連絡が入り次第、メッセージを送ります。レナ代表は、このまましばらく部屋から出ないようお願いします。僕はレナ代表の部屋の近くで待機します』 海皇星家はかなり広い土地を所有している。その屋敷の敷地門辺りで騒ぎがあった? 一体、何があったのか。黒崎グループが何か商談を考えて訪れることもありそうだけど、こんな遅い時間に? 失礼にも程ある。それに、桜生のお父様は現在、黒崎グループ関係との仕事を受けていないと言っていたはずだ。 数十分経過した。 スマートフォンのメッセージ通知音が鳴った。 『黒川さんから連絡が入りました! どうやら花川様が門にいるそうです「レナに会わせてくれ」と使用人や護衛の方に言っているそうです』 これはどうしたらいい。 私はこの屋敷に居ないことになっている。別の誰かに誘拐されていると伝えてある。だから、大成さんと顔を合わすわけにはいかない。 山川からメッセージが入った。 『レナ代表! とにかく部屋を出ないでください。今、黒川さんと状況を確認しています』 私は山川へ返信をする。 『山川さん。大成さんがここに居ることを、探知機とかそんな機械で分かったってことよね? そうしたら、いつまでもここでジッとしているわけにはいかないかもしれない。だから、門へ向かいます』 送信をタップして、私はスマートフォンを片手に部屋を飛び出した。 玄関に向かい、ドアの前で「行ってきます」と呟く。 小さな声でも反応する音声認識に驚きながらも、桜生と一緒に歩いた日本庭園を一人、走り抜ける。 唇を交わした周辺で足を止めた。一瞬でも、幸せだと思った場所。でも、今は桜生のことが分からない。立ち止まったからと言って
「桜生。今一度、しっかり現状を知ってほしいの。私と山川さんと黒川さんは、これまでずっと一緒に仕事をしてきた仲間。一から、いいえ、ゼロから一緒に積み上げてきたの。それは知っているよね?」 「詳しくは、あまり知らないが。三人がいつも一緒であることくらいは知っている」 「で、何が言いたいかというと。私は何度も誘拐や連れ去り未遂のような出来事が多かったの。今回、桜生やお父様やお母様のお陰で、色々見えてきたでしょう」 「そんなこと、俺にだって分かる」 「以前から防弾チョッキのようなものを身につけて対策するのもありじゃないかって、山川さんの提案があって、防弾チョッキをおしゃれ着のようにできると、ストーカーに悩まされている人やそうなる可能性のある女性たちには心強いよねってことで新規プロジェクトとして、手を組ませてもらったわけ」 「防弾チョッキを、おしゃれ着に? レナらしいな」 ようやく、桜生は理解してくれた。 私はホッとため息をついた。 ずっと、一緒に居たならここまで話をする必要もなかったのかもしれないけれど、一から十まで話さなければいけないと思うと気が遠くなりそうだ。 「桜生はどうして、私と山川さんに何かあると思ったわけ?」 私のことをずっと好きでいてくれたことは理解しているけれど、今の桜生を見ていると独占欲の塊にしか見えない。この先、愛していける自信なんてない。なくなる。 それは、私を縛り付けるだけの存在へと変わってしまいそうだから。 「俺とレナの新居に、男を、夜に入れてほしくないだけだ」 桜生の言葉はあまりにもストレートだった。 逆に言えば、私は桜生から信用されていないということにもなる。どうしたら、分かってもらえるのだろうか。本当に、私のことを好きなのかも疑わしい。ご両親から『レナちゃんを守ってあげて』とか『レナちゃんと桜生は結婚するようになる』とか、そう言われて勝手に好きだと思うようになったのではないか。 「桜生、本当の気持ちを教えて?」 「……」 桜生は何も言わなかった。 私の質問がおかしいのかもしれない。 「私のこと本当に、好きで愛していて、だから結婚したいと思ってくれているの?」 そう口にしてみたら、私は卑怯な女だと思った。 自分の口から、桜生のことが好きですとも愛しているとも言わないで、相手の気持ちだけを聞こうとしてい
レナと山川さんは二人並んで奥の廊下へ消えていく。 二十時に男と女が一つの部屋に二人っきり。 そんなことあっていいものか。 しかも、俺とレナの新居だ。 確かに、レナのボディーガード兼運転手ではあるが、山川さんは俺よりも年下だ。 若い男の方がいいに決まっている。 俺はレナの部屋の扉に耳をくっつけた。 微かに聞こえる声。 「レナ代表。先ほどキャッチした情報ですが……」 山川さんの声だ。 何をキャッチしたんだ。 「えっ? 山川さんそれ、本当の話なのですか?」 レナ、何が本当の話なのか、もう少し声を張ってくれ。 俺には全く聞こえない。 「レナ代表。例のものですが、サイズもおそらくレナ代表にぴったりかと」 「本当ですか! 早急に手配をしてくださったのですね。これはもう、逃げられないですね」 「それに、今夜の予定ですが、本当に二人きり……?」 「構わないわ」 「万が一のときは、しっかりとここに捕まってください。絶対に離れないでください」 「これからも、ずっと山川さんのそばにいるにきまっているでしょう!」 「どんなことがあっても、あなたを抱えて守り抜きますから」 俺の怒りが…… 全部聞いたぞ。 俺と結婚式を挙げることになっているレナは、俺には一言も言わなかった言葉を、山川さんには言っていた。 何が『サイズだ』 誰から『逃げられない』と言ったんだ。 誰と今夜過ごすつもりなんだ。 ふざけるな。 俺は、レナの部屋の扉のドアを開けた。 「桜生!」 驚くレナと平然とした顔で俺を見る山川さん。 「何を話していた。俺には聞かれては困ることか!」 「ちょっと、桜生。何を怒っているの?」 俺はレナと隣り合わせに座っている山川さんの肩を押して、その隙間に無理やり体を滑り込ませた。 「海皇星……様?」 その余裕たっぷりの山川さんを見て、俺はより確信した。 こいつも、レナのことが好きなんだと。 「俺たちは結婚する。レナの仕事の話は俺にも共有する必要がある」 「桜生、それは違うと思うけれど」 レナはそう言って、山川さんへ視線を向けた。 気持ちのいいものではないな。 「レナ、違わない。現に、俺とプロジェクトを進めていることだ」 「そのプロジェク
日本庭園を私たちは手をつないだまま、離れへと戻ってきた。 玄関を前に、私と桜生は顔を見合わせた。 「桜生、『ただいま』と言えば開くけれど、二人同時に言ったらどうなると思う?」 桜生は首を傾げた。 「音声で認識しているからな。二人同時でも開くんじゃないか。だけど、そこまで精密に作るには、現代には難しいだろうしな」 桜生は左手を顎に当てて、更に考えていた。 「母さんがどこに注文をしかにもよるな。これが、花川コンピューターが関わっていれば、かなり正確に動作はするはずだ。癪に障るが」 「えっ! 大成さんにお願いしているとなると、誰の家の特注品か分かってしまうよね?」 私がそう言うと、桜生の顔が青ざめた。 「そうなると、ここも安全ではないのかもしれないよ。桜生、どうする?」 「今は、家に入る必要はある。試しに、二人同時に『ただいま』と言ってみてもいいかもな」 「二人同時にやってみよう! 桜生!」 私は少し面白そうに、桜生の顔を見上げた。 「ああ。もしそれでシステムが誤作動を起こすようだったら、もう一度、本邸へ戻ろう」 「もし、誤作動もなかったら、花川コンピューターに注文したと思う方が正しいのかもしれないね」 「花川コンピューター以上もしくは、同等なコンピューター会社が他にも二社ほどある」 「えっ? そうなの? どことどこなの?」 私は、花川コンピューター以外にも優れたコンピューター会社があることを知らなかった。大成さんの記事ばかりを見ていたとしても、どこかで人から人で耳にするはずなのだけど。それに、テレビなりラジオなりでも流れていそうなのに。 「高知コンピューター、高森コンピューターだろ。他にもいるぞ」 「その二社も、私たちと同じくらいの年齢が副社長とか?」 「大体、親世代から引き継ぐからな。一代で築きあげた会社は高知だ」 IT業界の裏側を知り尽くしている桜生にとっては簡単な質問だったに違いない。 「一代で築いたってことは、高知のトップは相当やり手なのね」 「ああ。一代目社長は幼少期からコンピューターにハマったと聞く。当時は『変な子』と言われていたらしい。興味のあるものには執念で技術力を身につけたんだろうな。お坊ちゃん揃いやうちみたいな古い財閥系とはちょっと毛色が違う」 桜生は自







