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第 140 話

Author: 江上開花
佐藤院長はやはり目を覚ましており、亜夕美が来たのを見ると、興奮して目を大きく見開き、「ああああ」と叫んだ。

明らかに起き上がろうとしていたが、体は動かせず、かろうじて片手だけが持ち上がり、亜夕美の方へ伸ばされた。

亜夕美はたちまち目元を赤くし、前に進んで佐藤院長の幾多の歳月を物語る古木のような手を、そっと両手で包み込んだ。涙がぽろぽろと、布団の上に落ちた。

静樹の指先が動いた。この瞬間、彼は彼女の涙を受け止めることができる布団すら羨ましく思った。自分はただ傍らに立つだけで、彼女の涙を拭ってやる立場も資格もないのだから。

佐藤院長の手は硬直したまま、亜夕美の頭から顔へと触れた。涙が目尻からこぼれ
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良香
先生!さけぶなら、はんにんはみちか!って言って欲しかったあー。 静樹さんが全力で亡き者にしてくれるのにぃ〜
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