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第 521 話

Auteur: 江上開花
博人はようやく脩太をなだめすかして、今見たことを将臣には絶対に話さないよう釘を刺した。脩太が無邪気に頷くのを確認すると、後ろめたさを抱えながらその場を立ち去った。

残されたのは路加と脩太の二人だ。路加はすでに身なりを整え、きちんとした服に着替えていた。

脩太はダイニングテーブルに座り、ゲーム機を両手で持って、小刻みに足を揺らしながら熱中している。

路加は目を細め、キッチンで用意したフルーツ皿を彼の前に置いた。「脩太、どこか遊びに行きたくない?」

脩太は無視した。

頭を打って記憶を失って以来、彼の路加に対する態度は冷たくなり、ひたすら将臣と亜夕美を取り戻すことしか考えていなかった。

路加は脩太が
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