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第576話

Author: かおる
「翔太くん、あとでおばさんが、あなたの好きなスイーツを作ってあげるわ。

いいでしょう?」

清子がそう声をかけると、翔太は素直に彼女へ挨拶した。

「清子おばさん」

そして、隣に立つ星を見上げて、小さな声で言う。

「清子おばさん、ぼく、あとでママと帰るんだ」

その言葉に、小林清子はようやく星に気づいたように、わずかに眉をひそめた。

「星野さんもいらしてたのね?

翔太くん、あなたたち、どうしてここに?」

翔太が答える。

「おじいちゃんに会いに来たんだ」

「おじいちゃん?」

清子の目がわずかに揺れる。

星を見つめ、驚いたように声を落とした。

「......星野さんのお父さま、ということ?」

星は無表情のまま、何も返さなかった。

雅臣もまた、余計な言葉を足すつもりはないようだった。

「清子、悪いけど、こっちはまだ用事がある。

また今度、時間のあるときに」

清子が何か言いかけたが、雅臣はすでに歩き出し、車へと向かっていた。

翔太もそれに倣い、「さようなら」と挨拶して車に乗り込んだ。

星は、一度も清子の方を見なかった。

清子はその場に立ち尽くし、遠ざかって
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Mga Comments (6)
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橋田光代
雅臣にせよ勇にせよ、まだ「清子不治の病」説を信じて、それを他の人たちに言って廻ってる事が驚き!!葛西おじいちゃんにあれ程言われたのに…。恐るべし…脳内お花畑…。 そんなだから星から嫌われるんだよ!
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しょう
散々清子に振り回されて、死んだら「はい、さよらなら~」ってできると思ってるのかな?清子の音楽会が終わったら努力して星を取り戻す?バカですか?脳みそ腐ってますね。男女の関係がないから不倫はしてないと言いますが、清子の言葉ばかり信じて星をとことん傷つけた。それが離婚の理由って分かってませんね。Hしてないから浮気では無いとは違いますよ。雅臣あなたの態度と言動です。星はもううんざりなんです。それを早くわかってください。
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みかみわかこ
同感です。いつまで不治の病を信じてるのかな?あんなに悪事ばかり起こしている女が病の訳ないでしょう。
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