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第 316 話

Author: 水原信
州平は海咲を一瞥し、冷たく言い放った。

「通せ」

海咲は唇を引き結び、何も言わなかったが、その瞬間、美音がハイヒールの音を響かせながら外から入ってきた。

海咲は視線を向けなかった。

だが耳元で、美音の声が響いた。

「州平、服を届けに来たの」

美音は彼の前まで歩み寄った。

すでに淡い緑色のワーク風スカートスーツに着替えており、大きく波打つ巻き髪と相まって、背の高い美貌が際立っていた。

「わざわざ来なくてもいいのに」

海咲は州平を一瞥した。

彼の表情は冷ややかで、ほとんど変化がない。

しかし、この言葉の響きは――。

美音は柔らかく微笑み、言った。

「来なければ気が済まなかったの。……あら、お食事中
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千恵
州平って、ほんとなんなの?? 2人きりにするなんて、自分の行動 言動によって、どう思わせるのか 何故わからんのかね。
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