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第 1470 話

Author: 水原信
今日花は一人ベッドに横たわったまま、涙が止まらなかった。すぐに枕がびっしょりと濡れてしまった。

自分がいつまで泣いていたのか分からなかった。体力を使い果たして、ようやく深い眠りに落ちたのだった。

その頃、尚年もまた、一晩中ほとんど眠れなかった。

彼は書斎に戻り、冷たい水でシャワーを浴びると、机の前に座って引き出しを開けた。中から取り出したのは、かつてのツーショット写真だった。

その写真だけはどうしても捨てられなかった。写真の中の二人は互いに寄り添い、目には相手への愛しさだけが映っていた。

だが今――

彼は今日花を憎んでいた。今日花もまた、彼のことを心の底から嫌っていた。

お互い顔を合わせるのも
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