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第699話

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翌朝、静奈は研究センターへ出勤した。

オフィスエリアに足を踏み入れるなり、遥が目を赤くして飛びついてきて、彼女を上から下まで念入りに見回した。

「静奈さん、やっと戻ってきてくれた!あの日静奈さんがいなくなった時、私本当に死ぬほど怖かったんですよ!」

彼女の声には自責の念が満ちており、目の周りはさらに赤くなった。

「全部私のせいです。どうしてあんなにたくさん水を飲んでしまったんですか、あのタイミングで洗面所に行かなければよかったです!私がずっと静奈さんと一緒にいれば、もしかしたら……あんな奴に隙を与えずに済んだかもしれないのに……」

静奈は彼女の手の甲を優しくポンポンと叩き、温和な口調で言った。

「そんなこと考えないで。あの事は、あなたが洗面所に行ったかどうかとは何の関係もないわ」

彼女は口角を微かに上げ、なだめるような笑顔を見せた。

「ほら、私、今こうしてピンピンしてるでしょ?それよりも、この数日間休んでたせいで仕事が山積みになっちゃったわ。これから残業に付き合ってもらうからね。早く遅れを取り戻さなくちゃ」

遥は、静奈が少し痩せた以外は本当にいつも通りで、大事に至って
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