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第4話

Author: 斧正
一瞬、会場全体の時間が止まったようだった。誰もが、まるで狂人を見るような目で私を見ていた。

自分自身を通報する?

一体、どういうことなのか。

静と猛の笑みは、完全に凍りついた。

父と母の顔にも、信じられないという表情が浮かんでいる。

私は彼らの驚きを無視し、警察官へ向き直った。

そして、会場全体を見渡しながら、落ち着いた、よく響く声で告げた。

「私の姉である高村静、元恋人の梶原猛、そして大智医療会社は、共謀して私に長期間にわたり毒物を投与し、私の特許技術を盗もうとした疑いがあります」

その一言で、会場の混乱はさらに大きくなった。

「でたらめよ!」静が甲高い声で叫んだ。「あんたが私に毒を盛ったんでしょう!?証拠だってあるんだから!」

「私があなたに?」

私は冷たく笑った。そして院長へ視線を向け、データを出すよう求めた。

「焦らないで。あの手術の映像を、みんなで確認しましょう。梶原猛という『新たな神』が、一体どうやって奇跡を起こしたのか……皆さんにも見てもらいたいから」

私が突然矛先を彼へ向けたことで、猛の顔色が一気に変わった。

彼は私を睨みつけ、責めるように声
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