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第82話

ผู้เขียน: 浮島
瑛司の外に控えていたアシスタントが、中から響く騒ぎを聞きつけ、慌ただしく人を連れて駆け込んできた。

入口を塞ぎ、蒼空の視線を避けたまま、手を前で組み、うつむいて言う。

「松木社長はまだ関水さんに出る許可を出していません」

蒼空は振り返り、瑛司を睨みつけた。

「どういうつもり?」

瑛司は手にワイングラスを持ち、手首を傾けながら紅い液体を揺らす。

やがてゆっくりと顔を上げ、黒い瞳に隠さぬ冷気を宿し、薄い声で告げた。

「随分度胸があるな。酒の瓶で人を殴るとは」

蒼空の指がわずかに震え、冷ややかに言い返す。

「この子はただバイトしてただけなのに、久米川が無理やり連れ込んだの。少しでも良心があるなら、私を止めないで」

小春の瞳が赤く染まり、疑念が浮かぶ。

「関水......あんた、こいつらを知ってるの?」

「関水?」

成輝はその名を繰り返し、眉間に深い皺を刻んだ。

「君が......関水、蒼空?」

瑠々が何度も口にしていた、あの関水蒼空?

蒼空は唇を固く結び、冷たい目で見返す。

「そうだけど?」

成輝は顔を引きつらせ、ゆっくりと笑みに歪める。

「君が蒼空だっ
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