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第7話

Auteur: 阿部 涼子
朝陽が楠ちゃんに施した手術は大成功で、病床で笑顔で私に抱っこをせがむ楠ちゃんを見た時、私は喜びの涙を流した。

私は朝陽に何度も何度もお礼を言い、涙が止まらなかった。

朝陽は苦笑いしながら、私の涙を拭ってくれた。

「もう大人なのに、まだ泣くのか?僕のことをお兄さんと呼ぶから、僕も楠ちゃんの叔父さんみたいなものだよ」

彼は急に口調を変え、八雲のことを話す時、声が冷たくなった。

「何年も会わなかった間に、あいつがこんな風になるなんて。あの時、君のことを大切にすると約束したから、安心して留学したのに……」

私は八雲の偽善的な顔を思い出し、歯ぎしりするほど憎らしく感じた。

「あいつは最低なのよ!必ず証拠を見つけて、償わせてやるの!」

朝陽は一瞬黙り、突然私の頭を撫でた。

「手伝うよ」

私は何も言えなかった。

八雲との7年の結婚生活を通して、私はもう昔の少女ではなくなったのだ。

前世での悲惨な経験が私の元気を全て奪い、今の私は地獄から這い上がり、八雲と怜奈に復讐する鬼となった。

朝陽が去った後、楠ちゃんは何かを探すように辺りを見回していた。

「楠ちゃん、どうしたの?」

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