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第377話

Auteur: つき酔
毒矢が地面に落ちた。

悠斗は即座にボディガードの腕を掴むと、もう片方の手で相手のネクタイを引きちぎり、毒が回らないよう手首をきつく縛り上げた。

そして腰からナイフを取り出し、消毒する暇もなくボディガードの手の甲の肉をえぐって血を抜いた。

悠斗はドアの前にいた別のボディガードに命じた。「今すぐ彼を病院へ運べ」

彼らが去った後、悠斗は再びクローゼットの前に戻った。

金庫はクローゼットの奥深く、光の届かない隅に埋め込まれていた。

しかし、このサイズの金庫なら内部の空間はそれほど大きくない。先ほど飛んできた5本の毒矢で中身はほぼ詰まっていたはずだ。

――これ以上の仕掛けはないだろう。

悠斗はライトを金庫の中に放り込んだが、何の反応もなかった。

ライトの光が内部を照らし出した。

そこには小さな箱が置かれていた。

悠斗は手袋をはめて金庫の中に手を入れ、箱を取り出して蓋を開けた。中には1粒の丸薬が入っていた。

箱をティッシュで包んでポケットにしまい、悠斗は美月の部屋を後にした。

1階に降りると、震海が立ち上がって出迎えた。

先ほど悠斗の部下たちが2階から降りて病院へ向かっ
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Commentaires (1)
goodnovel comment avatar
ウサコッツ
もう美月なんか必要無くない 解毒薬飲んだからって 若干毒残るでしょ 健康体にはならないし その血や骨髄液など子供に移植したら 害でしかない
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