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Auteur: 水沼早紀
last update Date de publication: 2026-07-20 09:06:35

✱ ✱ ✱

「いただきます」

「いただきます」

家に帰って夕食を食べていると、賢哉さんのスマホが鳴り出す。

「ごめん、ちょっと電話出てくる」

「うん」

賢哉さんは「もしもし」と電話に出ると、一旦寝室の方へと歩いていく。

数分間電話した後、賢哉さんは戻ってきた。

「ごめん、仕事の電話だった」

「仕事、大丈夫?」

「大丈夫だよ」

「そっか」

今日の夕食は、オムライスにした。 さっきのせいで買い物に行くことも出来なかったので、冷蔵庫にあるもので作れたのがオムライスだった。

後は作り置きしていたおかずを少しだけ出した。

「オムライス、美味いね」

「良かった」

「普段オムライスってあんまり食べないけど、たまにはいいな」

「うん、いいよね」

オムライスをあっという間に完食した賢哉さんは、「悪い。ちょっとだけ仕事をしてくる」と自分の部屋へ入っていく。

「ごちそうさまでした」

夕食を食べ終えた私は、先にお風呂に入った。お風呂から上がると、リビングで賢哉さんが誰かと電話していた。

「わかった、わかった。 その代わり、お前妻に絶対に余計なこと言うなよ」

え、私……? え、私……何かしちゃった!?

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