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第47話

Author: ASAMI
last update publish date: 2026-10-12 18:17:54

壁際に追い詰められ、蓮の危険な熱を帯びた視線にさらされながらも、紬は決して瞳の光を絶たなかった。

「神楽常務……どんなに汚い手を使っても、葵さんは絶対に倒れません」

「……まだそんな顔で葵を庇うのかい?」

蓮の手が紬の頬にそっと触れる。

その指先には、冷酷な策略とは裏腹に、紬という存在に対する痛々しいほどの情熱が滲んでいた。

「葵は君の翼を捥ぎ、自分の側から離さないように縛り付けているだけだ。君がどれほど優秀で美しいか、理解しようともせずにね。……僕の元へ来れば、君のその才能を世界に見せつけてあげられるのに」

「私の翼を奪っていたのは、葵さんの過保護さだったかもしれません……」

紬はまっすぐに蓮を見つめ返し、はっきりと告げた。

「でも、その過保護さを愛だと知っているからこそ、私は葵さんの隣に立ちたいんです。守られるお人形ではなく、葵さんを支えるパートナーとして! あなたの誘いには、絶対に応じません!」

凛とした強い拒絶。 蓮の目元が苦々しく歪み、掴んだ腕に力がこもる。

「……愚かだな、紬さん。なら、絶望の中で葵が失脚する姿を見るがいい」

その頃、最上階の特別会議室。

緊迫した空気のな
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